2024年になりました
今年もどうぞよろしくお願いいたします
元旦明けまして、地震などが続いておりますが
どうぞ、その土地の皆様、気をつけてお過ごしくださいませ
年始は1月6日（土曜日）よりカウンセリングをいたします
6日より前は、とにかく『休みたい😪』ので
返信等も確認が遅くなりましてもご容赦くださいませ
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去年末から、私は本棚というものに何故かこだわりだして
どこぞのアンティーク屋さんを覗いては、せっせとしっくりくる本棚を探しておりました
私は、よそ様の本棚を眺めるのがとても好きで
・・・こんな本を読んでいるんだ・・・などと
なんとも星空を眺めるような感覚になるのだけれども
私の本棚もなかなか良いラインナップなのですよ
この数年間で買い求めた
本の数はおおよそ年末に数えたらばKindle含めて3000冊ありました
画集やらも含めましての数ですが、本が大好きなのです
税理士さんには『本の購入数が異常』と言われますが
それくらい本の購入には糸目をつけません
いらないなあと思った本は、好きなフレーズや
写真や挿絵などを切り取り
自分だけの秘密のノートに貼り付けます
私は文字のフォントに興奮する性質で、レトロなフォントが特に好きでありまして
日本語は
漢字とひらがなとカタカナの三つが混ざり合った造形美にあると思っています
そういえば日本語を『日本語』と思わないで聴くということをしたことありますか？
『乙原、暇だね・・』なんぞと思わないで
面白いからやってみられたらいいと思います
これは瞑想や禅のやり方の中にもあるのですが
言語が『音楽』として捉えられたら
なかなかのものです
生まれたばかりの小さな赤ちゃんが、
初めて『言語』というものをシャワーとして浴びるような体験でもあります
これができるようになると
かなり感覚は解放されている状態かもしれません
日本語って、音楽的に聴くと
割と『タッ』みたいな弾く音が多い気がします
舌を弾かせて発音すると言いますか
短めの音符が飛び交う感覚の音楽で
正直、せわしない
昔の日本語は『〜してたもれ』とか
『お殿様のおな〜り〜』 など
ゆっくりした『スラー』のような流れなような気がするのだが
（時代劇からのイメージですが）
今の現代人の奏でる言語音楽は
どことなく唾が飛び交うような小さな『ツ』が多く含まれているかんじで
発声するというより
息を短く吐き出しながらの発声が多いような気がいたします
そして
その日本語が音楽のように聴こえるようになったらば
人の話を、その感覚で聴いてみると
面白い感覚になります
その人が音楽をなしているような
人それぞれ、奏でる音が違うから
聴こえる音楽もそれぞれに違う音楽なので
その人、固有の音楽的なものが聴こえるようになると
不思議な感覚になります
詩吟みたいな
音節と、唸りのようなものと
人間も動物的な音の出し方をするものなんだなあと感じたりします
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話がまたそれましたが
その本棚の中でダントツに多かったのが神話、民話、昔話などのファンタジーでありました
日本の神話の古事記やら
ギリシャ神話
旧約聖書
中国の民話
ギルガメッシュ叙事詩
インドの神話
古代ローマの星のお話
私達の生活は
ほとんどが『物語』の上に成り立っていると言っても過言ではないな・・と
去年から思い始めて
ずっとその系統やらを追いかけてきました
色々な物語は
私達の周りに溢れています
空を夜、みあげてみると
たくさんの星々が光っていますが
その星の一つ一つにも物語が存在します
今の時期ですとオリオン座がありますね
３つ並んだ星々を胸に抱えた巨人の形の星座ですが
元々、このオリオン座は
巨人で腕のよい狩人だったオリオンが
自分の腕を自慢して
それに腹を立てた女神のへーラが放ったサソリで死んだという物語からなるのですが
そんなオリオンを哀れに思った他の神々が星にしたらば
オリオンを狙ったサソリも星になったため
冬の空にオリオン座が天空に登って
しばらくしたら
サソリが登ってくる頃には逃げるように沈んでしまうという
私達の頭上の星空には毎日のように
オリオンとサソリの、
その昔からずっと変わらない逃走劇が繰り広げられていて
空を眺めていると
本当に物語に包（くる）まれた世界に
私達は生きているのだなという気分になります
今私達が何気なく受け入れてしまっている
この世の理（ことわり）も
この世の不思議も
この世の奇天烈さも悲劇も
実は過去の物語に発端がある場合が多いのです
その物語を今年は紐解きながら
壮大な神々からの謎かけに挑戦してみたいと思っております
色々な心の病も
心の苦しみも
そこに答えがあるような気がするのです
今年も変わらずコツコツ精進して参る所存でございます
どうぞ一年よろしくお願いいたします
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