本音と建前

本音と建前

 

クライアント様を見ていると
(自分も含めてだが)

本音を言う という事を非常に 『罪』と
捉えている人が多い

本音が 相手を傷つける と 思っているのだ

 

小さい頃 学校という場所は
『人に優しくありなさい』と
やたら 教えてくれていたが

そもそも 『優しい人』ってのは
どんな人間なのかを 考えてみよう

 

さて
優しい人…

 

うーん…

 

ぐぐってみたらば
1番最初に出てきたサイトには

『周囲から愛される優しい人になろう』っていう
見出しと共に

優しい人の条件が書いてあり

 

①思いやりがある
②誰にでも平等
③気がきく
④いつでも笑顔
⑤裏表がない
⑥自分の芯をもっている
⑦感情的にならない

 

い… 息切れしてきた

 

めっちゃレベル高い

無理

こんなん、神さまか
って 思う

 

まにうけて、自分と比べ出したら
谷底に堕ちる条件よ

愛される為に、こんな条件をクリアしなくちゃならんのか

世の方々
こういう情報を まにうけたら 身が持たないぜよ
と思う

 

こういう条件をクリアした人しか
『愛されない』とか 思わないほうがいい

そのまんまで
自分が『自分でいていい』と思えるには

トラウマを癒したり
コミュニケーションの幅を広げたり
洞察の目を創ってみたり
工夫や 知恵も 必要だけど

 

その 知恵や工夫は

周りから
自分を隠したり 補ったりする為のものではなく

あくまで
『今の自分自身との折り合いをつける為のもの』

つまり
『自分の為だけの工夫』
なのであります

 

だから 冒頭の
『本音と建前』に話が戻ってくるのですが

自分に 『自分の建前』を作りすぎてきている
方々が多いから

『自分の本音』ってものに
気付く 洞察の目や 耳 を育てていくのは
カウンセリングでは 大切な過程のひとつです

 

自分の建前ってのは
『周りから 〇〇されたから
私は いま こうなんだ』

とか

『昔 〇〇 でなければ 今、私は 幸せだったはずなのに』

という思考になります

そして その建前思考は
『だったら 理想とする人物になって
愛されてやる!』

ってな 🔥炎がメラメラした内心を抱えながらも

表面は 涼しい顔で
微笑みを絶やさない…みたいな

チグハグな感じになってしまうのです

 

本音は
『〇〇してほしい』
『〇〇したかった』…など とてもシンプル

『こんな人になりたい』
という 思考は
自分の本音を マルッと 抱き抱えられた人が
やっと やっとこ 出てくるんじゃないかな
と いうくらい

シンプル されど 難しいものです

 

 

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