どこが傷ついているのか

『心』はどこにありますか

 

禅問答のようになりますが
『心』というものがどこにあるのかと探してみると
実は見つからなかったりします

 

苦しんでいる状況はありますが

苦しみを感じている『心』があるというよりかは

どちらかというと
どなたも『自分の中で苦しんでいる小さな自分がいる』などと思い浮かべるのではないでしょうか

 

心は実体があるように見えますが
『私はこういう経験から、このようなことに不安を感じている』とか
『私はこのような体験をしているから、これからのことに対して見通し的な感覚を感じている』
など

どれも『個人的な体験』から導き出される『未来』についての『情動』を
想像して一喜一憂している仕組みを『心』として感じているに過ぎません

つまり経験則からの未来予知を
頭の中でシミュレーションしている仕組みの『動き』の働きを
『心』として感知しているだけでなのです

 

カウンセリングでよくクライアントさまからのお困りごととして聞き取りをするのですが

どのかたも『未来』についての見通しなどについて不安を感じられるのですが
どのかたもやはり一番自分の足を引っ張っているのは
『自分の中にある記憶』です

 

『失敗してしまった記憶』や
『怒られた記憶』
『恥ずかしかった記憶』
『辱められた記憶』
『理解できなかった記憶』

これらがその人自身の足を引っ張って

その人がとりたい行動やチャレンジの芽を摘み取っているということが非常に多いのです

 

やはりカウンセリングでは
その人の中での『記憶』にアプローチしていくのですが
その中でもその人の心の中に根深く残りがちなのが『加害トラウマ』です

世界で『トラウマ(PTSD)』という言葉と概念が成り立ったのは
ベトナム戦争の帰還兵からです

生死を共にした兵隊たちは
平和時とは異なる親密度でつながっていきます

戦争という緊迫して緊張度の高い世界で
仲間は、その人の中でかなり強い存在感になってくるわけなのですが

それがいきなり鉄砲やらで撃たれて目の前で仲間が死んでしまう

そうすると残された方は
やりきれない怒りと苦しみと悲しみ、絶望で自暴自棄になり
敵となる相手国の一般市民をレイプしたり殺したりしてしまった兵隊が多かったというのです

そしてときが経ち
戦争が終わり
生き残った兵隊は自国に帰るわけなのですが

そうすると平和な日常に戻ったはずなのに
そこから
自分がしたことへの罪悪感や恐怖感、そして絶望感に苛まれるようになり
身体の震えが止まらなくなったり
鬱になったり
悪夢、不眠
そして怒りが抑えきれなくなる
など 人格が変わったかのようになってしまうといったトラウマの諸症状が出てきたというのです

 

これはトラウマの本として有名なヴァンデアコークの著書にも書いてありますが

トラウマの中でも
一番苦しいものの一つが『加害のトラウマ』です

私が臨床でよくみるのもこの加害のトラウマで苦しんでいるかたです

自分が親から暴力、虐待を受けてきての
いざ
自分が子供を育てるときに
加害をしてしまう

そしてそんな自分の姿に『いつか、自分が嫌っていた親』が重なってきてしまい
自分自身のことがとても受け入れられない状態になっていく

この症状は本当に苦しそうです

 

なのでカウンセリングではもちろん『過去のトラウマ』を癒す処置をするのですが

それと並行して大切にしていることがあります

 

それは『きちんと責めてもらうこと』です

『責めてもらう』と書くと語弊があるのですが
この加害トラウマを持った人たちは案外責めてもらうことを求めていたりします

なぜかというと、適切に責められたら
もちろん謝れるし、その結果『許されたり』もするわけだからです

けれどもその『責める方々』はそれ相応の方々でないとダメなわけなのです
・・ある意味清廉潔白というか
  きちんとした人、ですね

でもそんな人いないのですよ

人間誰しもそんなに清廉潔白ではないし、立派でもない
共感性が高いわけでもないし

さじ加減よく責めるということを出来るかたはいない

だから、私としては
どこか拠り所としての神仏とのご縁ができればなあ・・と思うわけなのです

神仏の前で 全てが見透かされる感覚
全てが露わになる感覚
そういったものに触れ 『適切に責められる』ことで
癒しがもたらされると私は考えています

また
神仏の方々は責めるだけではなく
慈愛ももってらっしゃるのも大事

ただ、その神様や神社や仏像の前に座り
自己の悲しみや苦しい心を開け開くことで
自分でも
こんなことを感じていたんだ…!と自分でご自覚され

どなたも奇跡が起きて
カウンセリングに戻ってきます

その時のお話を伺うのが私としてはめちゃくちゃ面白い

神仏の皆々様の特徴をきけるので嬉しいのです

お不動さまは
めちゃくちゃご親切で世話好きだと思われます

 

女性で、虐待されて育ってきて
なおかつ自分も虐待してしまった
もしくは虐待してしまいそう・・というところで踏ん張っている方々には
マリア様との対面が一番よろしいかなと感じています

マリア様は何げに一番パワフルなのですよ!
そして結界の力も強いから
負の連鎖も断ち切ってくれるお力添えをしていただけます

 

その他イジメをしてしまった・・とか
人を蔑んでしまった・・などのことは
お不動様とのご縁を結ばれるのが一番よろしいかなと思っています

 

カウンセリングで、そのかたにあった神仏を見るのですが
神社系のかたもいらっしゃれば
お寺系のかたもいらっしゃるし
教会系のかたもいらっしゃる

癒しと絶妙な許しが
いつももたらされていて

どのかたも護摩を焚いて帰ってこられたり
マリア様とご対面されて帰ってきたりすると

前とは別人になっているから面白いなあと思うわけなのです

宇宙人系の方は神社が多いかなと思っています

こちらもエピソード多し

 

…あーあ
今年は正統派トラウマ治療で行きたかったのに
最後まで怪しい系になってしまった

 

話を戻すと
実体がない『心』の部分を何とかしたいともがくよりも

過去をきちんと清算したり
癒したり
もしくは過去を誰かと(神仏でもカウンセラーでもいいです)一緒に見に行ったりすることで
それを言語化して過去として仕舞うことができるようになることが

未来に『憂い』も持ち越さないコツで

それは今現在の『今』の感覚を
誰かと一緒に感じることが一番の解決法だったりする。。ということもっと詳しく書けたら良いのだけれども

 

残すところ今年もあと一回のブログです

 

   

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