翔ぶ発達障害 

発達障害の人びとを見ていると割と似通っている特徴をお持ちでいて

それにより誤解を受けていたり避けられていたりすることがあります

でもご本人は『悪気』もないわけので
なぜ自分が距離を置かれるかわからない

発達障害の方々の脳の特性として
『俯瞰して物事を見る』というものがあります

物事や出来事の見方が
鳥のように
上から眺める癖があります

(癖って言っていいのかどうかわかりませんが)

物事を見る時に、まず全体像を掴む

その全体像を掴んで喋り出すわけだから、周りからすると

『上から目線』と評される

けれどもご本人は
全体像を掴んで物事を多角的に判断して喋るだけなのです

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普通に育てられて
定型の発達をした人というのは
物事を大きく高いところから捉えるという事をあまりしません

定型発達の方は、目に見える自分の周りの世界で『どう生きていくか』という
割と『実質的』な生き方と考え方をします

何においても、体験し体感することを恐れないので 
いわゆる地に足がついた生き方と考え方をします

それは妄想に溺れず
仮定の世界にも動じない世界 

見たまんま 感じるまんまの世界です

時間の概念も『今ここ』に近い定点を持ち

未来の事なんか『わかりっこない』という感覚を定型発達の方はお持ちです

シングルタスクの脳の使い方をします

実際シングルタスクの方々は妄想でエネルギーを使うこともなく
俯瞰して高みに立つ事もないので
集中力があります

それこそ『今ここ』にあることだけに没頭できる特性があるので
勉強とかもそれなりにできる方が多い

親に言われたこととかも 割と聞き入れることも多いです

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反対に発達障害の方々は
『親が言っていることって果たして正しいのか』
なんていうように

まず『親より高み』に立って
親のいうことを吟味し始めたり考察を始めたりしてしまいます

なので天才気質が生まれがち

あるところから『考え方』を提示されると
それは果たして『どういうことなのか』と

『そもそも』見たいな考察を自分の中で発展させていく脳の特性を持ち

普通では考えつかない物事と物事を結びつけたりします 

ただ同級生など
横並びの集団の中だと
『考え方が異端』だと遠巻きにされたり 
『上から目線』だと非難されたりすることが多く
自分の考え方に対してどうしても心もとなくなってきてしまいます

もしかしたら親からも怒られたりする経験をお持ちの方もいるかもしれません

なので早々に『親を頼りない』と見限ってしまったりする方も多いです

頼れるのは自分だけだと
学んでしまうと

それはそれで『人とは違う生き方』を模索していける強さを持つ人も出てきますし

周りから受け入れられない自分がいる・・と
自分を矯正しなければ・・と自分に対して強迫的になっている方もいます

発達の方々は周りと迎合しても苦しいことが多くあります

まず話が通じないことも多いし
人が笑うポイントがよくわからないということもある

発達障害の方々は
『自分を探す』ということが人生のテーマでもあります

それはとても興味深い世界です

発達障害の人の思考パターンは上にも下にも横にも伸び代があり
(もちろん妄想という苦しい副産物もつきがちですが)

それもひっくるめて
『自分を楽しめたら』その人の人生は実り豊かなものとなり得ます

発達障害の人に一番やってはならないことは
『人と比べること』です

自分は人と比べて・・が
一番ご本人の持って生まれたものを潰すことになります

カウンセリグでは診断は出来ないのですが
脳の特性としての発達障害を見出していくことがあります

自分で自分の特性に気づけるようにしていく 

贈り物としても受け取れるし
首に繋がれた鎖のようなものとしても受け取れるものを
発達障害の人は世界から『ギフト』されます

『楔』ではなく
『恩恵』として受け取れるよう
カウンセリングでは進めています

   

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