無意識からの事件


失敗した場面や
傷ついた場面を何回も繰り返し反復してしまうという
『無意識』の行動が

ご本人の生活に多大な負担をかけているのを
カウンセリングではよく見かけるのです

いわゆる『トラウマの再上演』というやつかもしれませんが

これは、できるらば
再上演したくないですよね

だってものすごく苦しい場面を追体験するから・・・

でも無意識的には
別の『目的』があったりすることも
私はよく見かけるのです

それはそのトラウマを『乗り越える』ために
再体験に挑んでいるとしたら?・・・・という話。

クライアント様の話を伺う中で
色々チャレンジしたいとおっしゃる内容の中に
明らかに『搾取されに行っているわ・・』というケースが見られます

どう転んでも、利用されるというか

痛い目を見そうだなあ・・と思われるようなものが見えてしまったりする

私も人間ですから
眉間にシワが寄ってしまったりするわけなのですよ

だって、泣いている顔とか出来るならば見たくないもの
(まあ修行中の未熟ですから そこは許して欲しいのですが)

そうすると
クライアント様は
『止められてもやります』
・・とか言っちゃうわけで

そうしたら こちらも『そうか』としか言えないのです

で、何ヶ月かしたら
カウンセリングで 『やっぱり辛い』という状況にハマってしまったりしていて

そこで色々と問題点やら
改善点やら 新たに出てきたトラウマなんかに介入しながら
回復に向けていくのだが

大抵 そのトラウマの再上演の時って
その方は
『親殺し』をしていたりするのです

噛み砕きますと
『親に似た人と戦いの土俵に乗っていたりする』ということ。

そこで『親代わり』になるような人と戦うようにさせられている

ということを無意識に選択させられているケースがよく見られるのです

私も無意識的に 
前の夫との仲は『親殺し』が絡んでいたのではと思っています

私の中で 前の夫は
『母』とも似ていたし『父』とも似ていました

なので思い返してみれば 結婚して5年目くらいには
もう自立に向けて私は少しずつ準備をしていました

なんとか上手くやっていけるのではないかという思いもありましたが
毎回打ち砕かれてしまい

そのうち、私は『人を信じる』という感覚を凍結させることにはなりましたが

残りの10数年をかけて
『自力で生きていきたい』という不屈の感覚を持ち続けて
戦い続けて 今に至ります  

結局、『親殺し』は結婚生活の中で、ある程度は達成したのだと思うのです

でも、そこからまた
新たな課題が見つかるから面白いのですよね

一旦捨てた『人を信じてみたい』という感覚が
また復活してきたと思ったら

『裏切られた』というエピソードが これでもかというくらい
次々と思い出されてきて

人間の記憶って結構 個体を守るために『小出し』にしてくれるんだわ・・・

なんて感心してしまっていたりします

結局
私ってゴミ処理をしているみたいじゃないか

と苦笑いだったりします

利用されたり
搾取されたり
騙されたり
ばかにされたり

そんな記憶は、やっぱり沢山あるのだけど

私の無意識は
それらの『悪意なもの』を確実に処理できるように小出しにして
そして適切に燃やしたり癒したりして

無害にして 土に還したりしている

それは
スーパーバイザーの先生はすごい、、と思う瞬間でもあります

昔、先生は『ゴーストバスターズです』と
私を 他の先生に紹介したのを思い出す

精神科医なのに、おかしなことを言うなと思ったのだけども

確かにクライアント様たちの中にある
『家系一族の恨み』とか『怒り』とか『憎しみ』とか『殺意』とかを
安全に処理して

付属のゴーストたちも還るようにしている

だからクライアント様たちも、ある意味『ゴーストバスターズ』でありまして

本当に皆様、一族の
『負の連鎖を私で断ち切りたい』

という強い願いが 強い光となっています

そして皆様、いつの間にか
自分の『使命』みたいなものを きちんと把握されてきます

だから
次から次へと面白いように『無意識が引き起こす事件』が起きたりするのですが

そんなのを体験できるのも
『自分』が生きていればこそのエンターテイメントかもしれないですね