心がないブリキの木こり

オズの魔法使い

 

オズの魔法使いは有名なお話

登場人物は

弱虫なライオン
心がないブリキの木こり
脳みそがないカカシ

と主人公の女の子のドロシー、そして子犬のトト

ドロシーとトトは竜巻に巻き込まれてこの世界の飛ばされてきてしまった

カカシとライオンとブリキの木こりなどは
それぞれに
『脳みそがない』
『臆病もの』
『心がない』
などの弱点的なもので非常に苦労をしていて
なので
彼らは『自分に足りないもの』を授けてもらおうと、偉大なる『オズの魔法使い』に頼みにいくのだ

オズの魔法使いは『なんでも望みを叶えてくれる』という魔法使いなのであります

ドロシーとトトは不本意ながら竜巻に巻き込まれて
この世界に来てしまったということで
望みは『自分の家に帰ること』なのだが

その彼らがオズの魔法使いに出会って、願いをすぐさま叶えてもらえるわけもなく

むしろ出されたのは
『お題』でありました

それは『西の魔女を倒しにいいくこと』

『倒しに行けば望みのものが手に入る』とのことで
彼らはそれぞれに欠けた部分を補いながらも西の魔女を目指すのです

その旅の道中がこの物語の面白いところなのだが

旅の途中に
それぞれの登場人物がその『欠けた部分』をなんとかして
自分から『出す』という場面があります

臆病なライオンは、なんとかして仲間を助けだすために『勇気』を出し

カカシは皆んなが助かるように
空っぽの脳みそから『知恵』を出す

ブリキの木こりは心がないけれども
自分が盾となって
襲ってくる蜂の大群を自分に誘き寄せて(けれどもブリキだから刺されない)
という『思いやりの心』でみんなを守る

それぞれに願いを叶えてくれる魔法使いの力に頼らずに

むしろ
『魔法使いからのお題』で
欲しいものをそれぞれに自分の中から発掘していくのです

そして実は偉大なる『オズの魔法使い』は『ただの人間だった』というオチもすごい
(原作では詐欺師の老人らしい)

西の魔女を倒したよー!と帰還したドロシーたちに慌てたオズの魔法使いは
『欲しかったものをあげる』なんて約束をしてしまったものだから

魔法使いは
カカシに新しい脳(”a lot of bran-new brains”、実際は糠(bran)と針を詰めた頭)を、

ブリキの木こりには絹の心(おがくずを詰めたハート型の絹の袋)を、

臆病なライオンには勇気が出る薬(四角の緑の瓶から出した液体)を与えるのです

彼らは魔法使いの力を信じているため、これらをもらって喜んでしまったりして。

この『信じてしまう心』というものは
時に『奇跡』を起こす起爆剤にもなり

そして自分の中にある『思い込み』を捨てるものにもなりうる

 

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『あなたならできますよ』
『あなたのことを信じていますよ』

というメッセージというものは
その受け取り手により、思いもかけぬ『場面』を引き寄せてくるということが多々あります

また
『自分にはこれが足りないんだ』という欠損感を埋めようと奮闘することにより
他の色々なもの(例えば名声とかお金とかパートナーとか)に触れることになるということも多い

最初から『お金がない!』とか『パートナーいない』とかではなく

自分に『足りないもの』をきちんと見定めるということが
以下に大事かということもポイントになります

この場合のカカシやライオンやブリキの木こりの場合が凄かったのは
きちんと自分に『足りないもの』を見定めていたからかもしれないなあと思ったりもします

足りないものって
自分では実はよく分かっていたりもします

自分で自分に目を背けたくなるものというものは、もしかしたら『それ』かもしれません

 

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こちらのカウンセリングを長く続けていらしてくれる方々は
ほとんどがどういう形であれ『発展』されていきます

もう、こちらがびっくりするような展開を見さていただくことがあります

思い返すと
みなさま、めっちゃ私と言い合いしたりもしたのですよね 笑

(カウンセリングで言い合いをするっていうのは先生方からすると
めちゃくちゃびっくりするらしいけれども
けどこれが実はすごい治療効果が出るんだよね、、となる)

皆様戻っていらして
『やはり自分の課題は(これ)だった』とおっしゃり
それに一緒に取り組まれていくと

いつの間にか、すごい展開になっていたりするのです

それがものすごく嬉しい瞬間でもあります

(そしてそのそれぞれの業界での裏話なんかも教えてもらってめちゃくちゃ面白くて
興奮したりもします)

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正直、私は信じているものがあって
それはその人の背後にある、その人の発する光みたいなもので

それは、どうやら生育により
封印されていたり、しまわれていたり、出せないようにされていたりして

それを感じると
ものすごく、その方の、それを開放したくなるのです

大抵のその方のそれは
強くって芯がある、いわば独自の感受性の発光体みたいなものなのですが

その独自の感受性を開放するというカウンセリングを展開していくと

影響されて、私にも思わぬ試練が次々と幕をあけ
精進せざるを得ないわけです

 

私の好きな歌
音量注意で静かな夜にでも聴いてみてください

オズの魔法使いの曲で有名な『虹の彼方に』です

   

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