見えない方が良かったりする

このご時世でマスクに慣れてしまった

マスクに慣れた・・というより
顔を見られないということに慣れてしまった

なんとなく値踏みされないというか

顔を判断されるということを何となく自分は不快に思っていたのだと
気づいてしまったのもあるが 

マスクの着用が一般化して気づいてしまった

むしろ
自分も楽なのである

 

相手の顔が見えないというのは
カウンセリングでも有効な場面が結構ある

私は『顔』に引っ張られることがあり
それはスーパーバイザーからも言われていた

例えば 苦しそうな顔をしている人に引っ張られやすい

本当に苦しい状態というのは
人は能面化すると言いますか

硬直状態になるのですが

そうではなく『演技』で苦しいという状態を持って来られる方もいて

そういう状態だと
演技だと分かっていても
引っ張られることがありました 

だって、実際に苦しそうに壁にぶつかったりするから こちらもびっくりはします

 

けどマスクの着用がほぼほぼ義務のようになり
全員がつけるようになると

見えなくなることで
見えるものが増えたというか

むしろ結構いい影響がありました

何よりオーラが見えやすくなった
 

私はオーラは色というより
質感で感じるタイプです

いいオーラの持ち主は『色』で見えやすいですが

怒りとか 殺意だとかを抱えた方は
質感・・例えば
ジャリジャリしているとか
ざらざらしているとか
ぬっぺりしているとか

そのような質感でしか感じない

だからオーラが色だけで綺麗に見えるということが
私の場合はあまり無い

むしろリアルな『質感』というか『実態』を持って迫ってくるような感覚を持つのが
私のオーラの感覚になります

たまに『獣の毛』が生えているような方いらっしゃって
それはそれで興味深く

獣の毛皮をかぶっていて
普段お過ごしになられていて
『猫』かぶってるのかな〜なんて面白い

あとオーラが甲冑というか鎧いを被っているような方もいらして
それはその方に就く『守り』だったりしたこともあった

トラウマ治療のために
エネルギー的な介入をしていくと
その『守り』が強化されたりして

まるでゲームの中でよくある
『アイテムが強くなりました!!』みたいなことにもよく出くわす

 

マスクをしていると
それらを感じる感覚がより増すというか

恐れく『表情』に左右されなくなるので
こちらも自分の感覚のみを感じやすいのかなと思う

それほどまで人の表情というのは私にとっては『強い』ものです

電話カウンセリングなどだと
思いのほか カウンセリングの進みが良かったりすることもあります

フロイトの弟子で シャーンドル・フェレンツィ という方がいましたが
彼は臨床の記録の中で

クライアントと治療者の間には
『操作的』なものが存在すると言います

クライアントが治療者をある意味『自分のなりたいように操作』する

一方で、私の介入は、ある意味そんな『操作』がある程度可能というか
動かすことができると感じているので

カウンセリングにおいての『自分の感覚』はなるべく距離を置きます

なのでクライアント様たちからのリクエスト通りにその介入をして
しかしその介入が適切では無いときは

途端にオーラがおかしく見えてきて
『あーいかんいかん』となります

ご本人はそのときはいいかもですが
後々に蝕まれてくると言いますか

その蝕むものは『ご本人の恐怖』とかなのですが
歪んで見えたりします

明らかに介入がうまくいっているときは
オーラがピカピカします 

スコーンと抜けるような空間がその方の周りに表出します

とかくマスクがある方が
私自身 介入が楽でもあるので

このご時世の流れを見ているところです

   

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