占い依存

性別と依存

女性がハマりやすい依存症として『占い依存』があります

私のカウンセリングにも
たくさんの依存症のクライアント様がいらっしゃいますが

『占い依存』は特に女性に多い

男性の依存症は『アルコール』か『仕事依存』か『薬物依存』が多いです

性別により依存する『嗜癖先』に違いがあるのは面白いものです

そのほか女性は
『買い物依存』『恋愛依存』
も多いですね

今回は女性の『依存』についての考察をしていきます

女性がなぜ依存するのか

女性がなぜ依存するかといえば
圧倒的に
『女性でいることへの無力感』を日々感じられているからだと思います

女性のクライアント様、皆様トラウマ(おもに性的虐待のトラウマ)が回復されてくると
口を揃えて仰るのが

『男性って腹立たしい!力で抑え込んでくる!』と仰る

どういうことかをお聞きすると
『夜道を歩くのに気をつけないといけないのはいつも女性の方だから』
とか
『怒鳴ればいいと思い込んでいる』とか
など 要は
『男性ゆえの力の強さで押し通してくることへの恨み』がすごい

男性への復讐心

そんな皆様の生育歴をもう一度見てみると
確かに父親が『力で君臨』していた家庭で育ってこられている方々ばかりです

なのでパートナーができても
心のどこかで『男性の力に対する恐怖』のようなものがあって
パートナーと対立関係になってしまいがちということが起きます

これはエネルギー介入で徐々に薄れさせていき
パートナーと健全な関係を結んでいくようにしていくのですが

『男性社会への殺意』というか
『男性への復讐心』が根底にある女性は多い

男性社会で生き延びるために女性は依存する

そこで出てくるのが『依存症』なのではと見ています

男性社会でどう生き延びるかを考えた結果
理不尽さと迎合して『共依存関係』になる女性もいるし
『買い物依存』で自分のうさを晴らすという方もいらっしゃる

占い依存にハマる人は『力への欠乏感』を持っている

しかしそこで興味深いのは『占い依存』であります

占い依存にハマる方というのは押し並べて『力への欠乏感』がすごい

男勝りというか 勝ち気な方が多いのが特徴です

けど反面
自分が裸のままだと何もできないくらい弱っちいと自分のことを考えており
『武装化』を求めているのが特徴であります

失敗・損をしないために占いで未来を読む

占いとは
いわゆる『未来を失敗しないように読む』ための手法でありますが

なぜ『読みたいか』というと
当たり前ですが
『読まないと自分は失敗する もしくは損をする』と考えているふしがあるのです

失敗しないように
損をしない様に
いざという時に困らない様に

ということを考えているということは

『素のまま』で生きていると
『損をして失敗して困ってしまう事態に陥る』と想定しているからなのです

無力と自分を想定しているからこそ
『力』としての『占い』に依存して安心したい

という気持ちがもしあるのであれば
立派な依存症の入り口に立っているかもしれません

本当にやりたいことはなに?

しかし 今 『占い』をする人を育成するブームになり思うのは

結局『未来を読む力』があったとして
『本当は何をしたいのか』ということを見失っている方が多いです

 

ブームを仕掛けている人が実は『男性』だということにも気づくべきです

結局『男性からの搾取』だったりすることが非常に多い

 

『占い師』が国を滅ぼしかねなかったということは世界的にもよくあることでした

世界のトップが『占い師』に依存し
その『占い師』が実権を握るようになり国を動かす

『力を持ちたい占い師もどき』は結構見ました
どのかたもただ、『力への欠乏感』がすごい方々でした

反対に本当の『未来を読む力』がある方々にお会いしたこともあります

その方々は『占い師』としては生計を立てておらず
細々と違う仕事をなされていました

精神科医とか、鍼灸師とか 弁護士とか 主婦とか 

『読む力』だけで生計を立てているというかたはあまりいなかったようにお見受けします

どの方も
自分の立ち位置で一生懸命にご自身の働きをしている方々ばかりでした

   

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