そのままの記憶に触れる

初回で
その方の器質や 脳の構造
病気の有無 時間の概念 など
チェックしていくのだが

面白いことに 初回の見立ての介入のみで
変化をされる方々が多い

2回目にいらっしゃり

『来ただけで なんか 楽になってしまいました』や
『状況が変わりました』などの声を頂くのだが

ある程度 継続意思や 無意識の目的などを
こちらも予想はするのだが

大概 ウーム…という方は
初回のみで 状況が打破されて
こちらに通わなくて済むみたいなこともあり

こちらとしては

嬉しいような 良かったような
正直 淋しいような (笑) 複雑な気持ちにはなる

 

これは 私もスーパーバイズの先生に
初めてお会いしたときに
体験したことでもあります

それまで 私の診断というものがあったが

スーパーバイズの先生に会った途端に
『私、もしかして ○○○かも』と 閃き

そこから 世界に色が見えてきた

それまでは 毒々しい 毛羽立った色で
世界は成り立っていたが

一筋の光というものを 初めて
しっかり認識した瞬間でもありました

 

私の感覚としては
『記憶』は 何個か貯蔵先があると感じます

『自分が認識している自分だけの記憶』と
『あるがままの記憶』とは 貯蔵先が違う感覚があります

トラウマ治療は
『自分の体験した記憶』の歪みを

『あるがままの記憶』と 照らし合わせて
いき 無意識が
『あるがままの記憶』から 自分の感覚を
復旧するようなイメージがあります

ここのあたりは 後に詳しく書きますが

『あるがままの記憶』とは
『走馬灯』と例えられるようなものに近いのではと感じます

人間の 裁きや 罪悪感などで 歪められていない
すべてのリアルな記憶に 触れている感覚があります

そこが どう その方に作用するかは
私の感覚では決められない範疇にある気がしてなりません

ただ 個人的には
『その方にとって 良いものになりますように』しか
感覚がわいてこないのです

例え 目の前に壁が感じる状況になっても
必ず その先に その方の本当の望みが在る世界が
あると
カウンセリングをしていると 感嘆する場面に出会うのです

少し お話し過ぎたかもしれませんが

冬の夜って
なんとなく 人恋しくなるからでしょうか

温かくいてくださいね
…と 思うのです

 

 

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