子供で相撲をとる

『失敗』を奪われる子供

親と共依存の子供は
どんどん力を奪われているように思えます

『あなたは勉強さえしとけばいいの』と言われて
バイトをしたい・・
恋愛をしたい・・
と言う『自分の力を試したい』と言う人間としての自然な欲求を
潰されてきたクライアントさまもおりました

『失敗しないように』と
先回りして
手取り足取りされてきたクライアントさまもおりました

失敗するということは
『自分を知る』と言う大切なチャンスなのに
それを奪われてきたので

『失敗』が、さも すごい恐怖のように思えてしまうのですが
実際の失敗をじつは体験したことがないのです

失敗したことがないから余計に失敗することが怖いのです

『知らないから恐怖』ってやつですね

『あなたのため』は『親のため』

ある年齢までは酷く厳しく育てられてきたのに
年頃になってから急に束縛がキツくなる親に育てられたクライアントさまもおりました

束縛も巧みなのです

『あなたのためを思っているのよ』
『お前のためなのだ』

実は『親のため』なのに
親はそれを隠しています

親は子供が離れていくとデメリットの方が大きいのです

これから老いていく身としては
近くに『自分をよく知ってくれて なおかつ 自分の言うことを聞いてくれる人』
がいるということを手放しません

子供に執着する親

カウンセリングでよく見るのは
親と子供のパワーバランスが逆転して
子供の方が強くなった途端に
親が子供に執着し始めるというパターン

まるで親が『子ども返り』してしまうということもよく見られます

そして子どもに『お伺い』を立てるようになったりします

また自分が人生で成し得なかったことを
子どもで『勝負』させる親もいます

自分が成功しなかったから
子どもに無理やり何かを習わせ それで『自分の人生の辻褄』と『帳尻』を合わせようとする親もいます

親の人生の帳尻を取らせられる子どもは大変です

『あなたの為なんだから』
と一見甘い言葉をかけさせられながら

けどそれは毒でしかなくて
代理戦争をさせられているような感じです

戦後日本で置き去りにされた『本当の意味での安心感』

そうなのです

戦後の日本は『得ることが幸せ』とばかりに
『手に入るもの』を必死でかき集める時代でした

ものを充実させることも然り

ステイタス 名誉なんかも手に入れることは当時の日本では大切な指標でもありました

人をどれだけ従えているかで
その人の『偉さ』が決まっているようなところもありました

そんな日本で置き去りにさせられてきたものは
『本当の意味での安心感』でした

人と競わない
人と繋がれる
人を差別しない
人を蔑まない

そういったいわゆる自然な『つながり』には目を向けずに

『どうやってのしあがるか』
『周りの人は敵』という

いわゆる『戦いで得るもの』を追い求めてきた結果が今の日本で
『自己愛の病理』が増えている結果だと思うのです

『得る』ことでは何も「得られない』

私のカウンセリングでの追い求める先は『得るもの』を見据えていません

結果的に仕事がついてきたとか
パートナーができたとかは副産物のようなもので
それに目を奪われてしまいがちになってしまいますが 

そうではなく
私は『一人一人に安心感』を取り戻すカウンセリングをしてまいります

『今日一日 こんなこともあったけどよく頑張った、私』
といい眠りにつける安心感というものはとても大事です

案外みなさま 歯軋りして
睡眠中まで戦ってらっしゃる

得て 得て 得て 得て

得ることはとても興奮するし いいものだとは思うのですが
しかし不自由にもなります

得た後は
『うしなう』恐怖がやってくるからです

先の『子どもと共依存してしまう親』も『失う恐怖』と向き合えないのだと思うのです

カウンセリングで『失う』恐怖と向き合っていいた方々は
どんどん自由になられていきます

そもそも『得る』ということでは『何も得られなかったんだ』とわかるからです

循環に乗ること

また禅問答のようになってしまいました

最終段階のカウンセリングでは『得る』ではなく
『循環に乗る』ということをしています

人と人の自然な営みの中に『自分を位置付けるもの』を持っていただきます

得ようとするのではなく
それは『もたらされるもの』として在るようになります

だから終盤でクライアントさまたちは
『気づいたらそれがあった』というような言い方をなさるときがあります

世界からもたらされた『恩恵』が来たりします
・・それがいわゆる先程書いた副産物といったところになります

   

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