歯が欠けた

歯が痒くなるっていう感覚、ありますか?

私はあるんです

昔から この感覚が本当に 扱いづらくて
結構 悩みだったんです

小さい頃は

仕方ないから
自分を噛んだり
弟を噛んでいました

その歯を 思い切り使いたい
噛みちぎりたいっていう 衝動が
今もあり

水族館にいったときに
イカとかタコをみて
『あー 帰り 寿司食べよ』
っていうくらい 歯を使いたくなる

食べたいわけではなく
噛みたいのだ

しかし、面白いことに 食事では
せっかくの食物を噛まずに 飲み込みのです

無自覚に ただ飲みこむ

気にはなっていたけども
なんとなく『食べる』ってことに
あまり気を使わずに生きてきたのもあり

食べ方を見直してみようとは
思っていませんでした

しかし 見直さねば…きっかけとなったのは
私の『歯軋り』です

朝起きると 背中が突っ走って固まり
歯軋りしおわった後で
顔にもの凄い 負荷がかかったような状態

寝ると トラウマに触れたりするからなぁ

…なんて 思いながら 早 4年目

毎日 色々工夫をしてきた中で
唯一 うまくいかない手付かずのところが

食と睡眠でした

そんな時 食事中に 噛んだことのない感触の
ものがあり

あれ? 歯🦷?…と。

微かな 砕かれた 歯のようなものを
噛んだような感覚が 二回 食事中にありまして

そこから そうしたらば なんと
この間 鏡を見て

歯が 欠けてる❗️ 笑

前歯❗️

その瞬間 これは 身体を調整しなきゃいかんな
と わかりました

先ずは歯医者に駆け込んだけど

『これ〜 補修しても また欠けるから
いっそ削ったらいいよ』

ってな診断を

『欠けてもいいから 補修してください』と
押し切り 補修に向けて 型取りし

さて、思いあぐねてみた

マウスピースも作るが
根本的な解決にはならない

生活において 手間がかかるのは
個人的には 好みではないから

よし、歯軋りの根本的な解決をしてみよう

と 身体にきいてみた

…わからなかった
…固くなっていて よう わからなかったのだ

しかし 歯が欠けたから
食事中に 私は ゆっくり 『歯を使う』という事を
初めて やってみたのだ

そうしたら 生まれて初めてよ

ゆっくり 歯を使う
歯を丁寧に使う

って、私 してこなかったんだな と気付いたのだ

歯はいつも ガチガチと ガサツに使い
毎回 毎回 歯の酷使

これは 歯にめちゃくちゃ負荷が
食事のたびに掛かっていたんだなぁと思いながら

ゆっくり 丁寧に 歯を使いながら
頂いたメニューは

もつ鍋で

もつ って 凄く 噛むのよね…

しかし ゆっくり丁寧に 歯に負担がないように噛むと ちゃんと モツは
噛まれていくのだ

ガチガチ ガチャガチャ と 噛むと
上手く噛み切れなくて

そのまま飲み込まれていったが

丁寧に噛むと

当たり前だけど 細かくなり 満足する

ああ、
私の歯よ ごめんよ

ふと この食べ方は いつからかを思い出すと
遥か昔からで

実は私は 食事が大の苦手だったのだ

水をうまく ゴックンと飲み込めない

食べるときは しゃがんで 体育座りのような
格好で 胃を圧迫しないと 飲み込めない

だから 会食なんて 苦手過ぎたし

真っ直ぐ座って 食事を頂くってのは
身体が落ち着かなくて 貧乏ゆすりでもしないと
ダメで

けど 少し思い出せたのは

母親の家系は 食事コントロールが凄くて
お椀を常に見張られて

『もう食べすぎ』
『これは もっと食べなさい』
『そっちは 誰々に 残しておきなさい』

と ひたすら 食事中指示が飛び

水を飲み過ぎると 怒られ

唯一 褒められたのは キャベツの千切りを
美味しいと 言ったら
もの凄く喜ばれ そこから
キャベツを生で出される事が増えて

今ではキャベツを生で食べれない

完璧に 食事が ストレスだったような気がする

祖母の家での食事の記憶はあるが

母親と弟との食事の記憶は一切ない

うっすら 皿に乗った 何かは
思いだされるが

皿の柄の色しか 濃く記憶に残っておらず

食事の記憶は 目眩がするので 触れたく無いのだ

ゆっくり丁寧に噛んで
ただ 食事だけを 誰にも 何も言われない状態で
いただき

そうしたら 歯が ホッとしたような
感覚になりまして

噛む為に 使われた歯を ブラシで優しく洗い

そうしたら
夜の時間が とても ゆっくり に感じました

そうして 寝たときの睡眠パターンが
こちら

落ち着いて寝てる 笑

身体を大切に扱うという
最も 大事なことを 被虐待児は されてきていません

だから 虐待されたように
自分の身体を 扱いがちです

最も あなたのために
あなたを生きながらせている身体を

私達は いたわって ゆっくり撫でてあげるってのは

自分への最高の ねぎらい かな と
思いました

…歯が欠けてよかったよ

身体を大切に使ってね
という 身体の声だったんだなと

それに気づいて
歯を優しく使って 食事してみたらば

歯軋りもしないで
夜も眠れていて

解決に向かうことができてきて

いい年末でした 笑 

 

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