とりとめもないお話を ここらで

クライアント様を 色に例えてみる

ってことを私は 昔から やるのですが

スーパーバイズも
それをよくする方であり

精神科医では 珍しいんではないかなと思う

スーパーバイズの場合は
細かな色までは見ないのだが

私は

ああ この方
紫と白 に
時々 石が割れたかのような
灰色のヒビが入っていて
そこで ズレてるから 静電気が発生して
ノイズが出るんだな

とか

中心部は 黄色のマグマみたいで
エネルギーも高いけど
表面が 砂利が敷き詰められた山みたいに
なっていて 木も生えないくらいで
重いのだな

とか をですね

スーパーバイズと 見立てをたてるときに
答え合わせするのです

そこから 導き出される治療の順番とかが
あるのですが

紫が混じる方って
聴くと 神主さまが 家系にいらしたりとか
して面白い

あと
表面が
黄色くくすんでいるように見えるときは
悩みごとが 雲のように
フワフワしてたりする

まるで 孫悟空の 乗る雲のように
フワフワ くっついてたりする

色による トラウマ治療ってのも
わたくし達は 致します

割と本気で 凄いものが 出てきたりする

 

そういや
孫悟空のお話

あれも すんごい お話ですよね

私、岩から助けだした三蔵法師様が
孫悟空に
逃げないように
頭に輪っかをつけさせる くだり が 嫌い 笑

逃げたいよな!と
ずっと 孫悟空ってば可哀想と
思っていました

逃げようとすると
ギシギシと 頭に食い込む輪っか

怖すぎるわい

だけど あのお話も

無意識メタファーが
たっくさん
散りばめられているお話なんですよね

 

まずは

登場人物の 孫悟空や 猪八戒、沙悟浄は
そもそも 魔界人ではなく
天界人だったという伏線

皆、天界にいたときに
失敗をしてしまい
修行として 旅に出るのですが

そんな 凸凹一行で
何をするかって

お経を天竺(てんじく)まで
届けなくては ならないミッション

誰かに 託そうよ…って
未熟な私は 思うのですが

 

三蔵法師さまは 三人に言うのです

「皆で 天竺まで このお経をとどけるのです」

かくして四人で旅をするのですが

この一行は…
私なら絶対 旅をしたくない

なんでかって
女癖悪い人(性欲)と 臆病者(自己憐憫)と 乱暴者(万能感)
そして 弱々しいもの(肉体)の4人組ですよ

まるで
自分ではないかっ! 笑

 

そう
これは 普通の人間の
普通のお話に近い

皆んな 人間には 欲があり
その欲と折り合いをつけて 生きる

そして
向かうべき 彼方へ旅をすすめていく
…すなわち 生きていくということ

 

三蔵法師さまが
孫悟空に輪っかを付けたのは

肉体と 意識は 離れられないよ

というメタファーだったのでしょうか

果たして

肉体があるからこそ
意識が存在するのだよ

というメタファーか

 

かくして
西遊記は 催眠の真骨頂とも言えるお話で

孫悟空に
名前を呼ばれた鬼が ひょうたん の中に
吸い込まれたり…のくだりも

そういや
昔から

名前をよく 人間は 一生のうちに
よく変えていたけれど

本当の名前を呼ばれると

何かに吸い込まれるってのも
世界中でよく聞くお話

本当の名前って
実は とても面白い位置づけにあるなと
思うのです

なんだか まとまらないブログになりまして

メタファーを紐解くと
繋がっているので

とりとめが
無くなってしまうようであります

おあとは宜しくないかもですが
本日はこれにて

 

 

乙原

 

 

 

 

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