運がある とか 運がない とか
運があるというときは 神様からの祝福で
運がないときは
神様から見放された証 みたいな感覚になりますが
トータルでみたら 全員
プラスマイナス 0 な気がします
スーパーバイザーの先生も
『どんな人であれ チャンスは平等にあるんだよ』と 言っていました
小さい頃から
出生を呪い
環境を恨み
自分に憤慨し続けてきて
神様なんて、いないんだろうな と
思っていたが
居たといえば 居たし
居なかったといえば 居なかったのだ
どういうわけかというと
私が 妄想して 自分の中に棲まわせていた神様は
母親の影響や 環境の影響を受け
『一神教』の神様で
『選ばれし者』を愛でる神様だったのだ
選ばれし者を 祝福し
赦し 幸せに導く
物心ついたときから
『選ばれなかった者』ばかりが 周りにいて
『選ばれたような強き者』達に
虐められてきた私は
次第に 『神』という存在を
『えこひいき』とみなし
生まれつきの 器量や 才能をもつ人々を
憎むようになってきてしまったのだ
そのくせ
選ばれたくって たまらなくて
でも 選ばれてないって
本質のところを 思い込み
さも 選ばれたような風情をして
日常を 周りの『選ばれし者』と同じように
ふるまえば
なんだか とりあえず
安心出来るんじゃないか
仲間に入れるんじゃないか と
でも
やっぱ メッキはメッキで
パラパラと 剥がれるのだ
そこから 紆余曲折あり
いまは セラピストとして
丸裸で生きているが
『もう そんなもんに 選ばれなくたっていいや』
という気持ちと
でも どっかで
『だれか 助けて 』と 思って生きてきた私とが
いま 良いバランスで
私に混在し
そこの 軋轢や 押し合いが
私のエネルギーになり
チカラになっているのを感じています
影と光とがあたる そこを
クライアント様達には 色々な 『私』を
見ていただき
一緒に時間を過ごすなかで
何か その方にとっての
『種』になるものに
栄養となればなぁと思っています