小さき素朴な者

食物連鎖や
ヒエラルキーの三角形って

底辺が 広く
上にいくほどに 狭まる形
つまりピラミッドのような形をとるが

これって、本当?
と 思ったりもする

じつは 世界のエネルギー的なものは
点で 三角形を支えているんじゃあないか

と ずっと考えていたりもする

なので いわゆる 『てっぺん』を目指したい方は
誰かを支えるという方向にシフトチェンジされると

希少な存在に 狙わずとも なってしまうんじゃあ
ないかと思いながら

カウンセリングをしていたりします

つまるところ
食物連鎖のあの三角形の形は
本当に あれで 成り立っているのか と
疑問なのであります

もしや 反対なんではないのか

逆三角形なんではないか

いわゆる てっぺん な存在の方々って

群れてないし

群れることに 意味を見いだせないと
言う方ばかりにみえる

そして 大抵 孤独

それでもって 孤独を 孤独と認識しない

だから 支えられることを 求めもせず
他人に依存する形の一体感も要らないと 言う方々に 多い

そんな存在は
人に 『希望』を与えたりもする

禅の老師様とか
コツコツと黙々と仕事をする職人さんとか
それに近い

言葉を多用せずに
ただ
その場で 自分がなにを出来るかの
有り様を示しているだけなのに

周りに確実に
何か波紋を広げてしまうのか

人は そんな存在をみて 自分をかえりみるから

嫉妬もうかぶし
悪意も生み出す、それが波紋なのか

そこで その、存在を 潰そうとしても

まるで 鏡のように

自分に 黒い染み みたいなものが
ポタリと落ちるだけで

それが 毒のように 広がっていくのを

あとから 毒がまわった頃に
気付くんだなぁなんて見てしまう

 

さて
最近 映画の 『ロードオブザ・リング』を
観かえしていました

あれ、面白くって

私達が クライアント様に
介入するときに観ているものと 同じようなものが
映画の中に 出てきたりもする

邪悪

心を食べられる
支配
苦しみ

結局のところ

特に 野心もない 素朴な小人、ホビットが
邪悪から どう
支配を逃れるかのストーリーだが

人間でもなく 妖精でもなく 魔法使いでもなく

その小さき ただの素朴な者は

自分の運命を受け入れる術しか知らず

だからこそ
その小さな存在がそれを受け入れたときに
及ぼす作用や 影響は

力が強いとか 弱いとかを超えた

大いなるもの を 体現しやすいのかなとかを
想いながら観ていました

 

 

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