風が吹いていく先

ずっと 昔から
首を絞められているような感覚があり

声が上手く出ないことと
呼吸が出来なくなることに悩み

20代で 舌の筋を切る手術を
お金を貯めてやったりもしたが

なんだか 改善はしなかった

『身体に欠陥でもあるのかなぁ』なんて
思っていたが

最近の介入で
『もしや トラウマなのかなぁ』なんて
思い始めたので

『首を絞められるトラウマ』で介入したらば

視力が回復した

なにより 介入の場面で
骨がミシミシ、バキバキ 言い
下腹部が凹んできたので

ああ 何かに効いちゃってんだなぁ
なんて思いながら

実は まだ
一抹の がっかり感 も 感じたりしていた

やはり 私は
その対 相手が 『良い人』であるのを
期待したいらしく

悪い人間だと 認めたくないのかなぁ
…なんて思いながらも

見えてくるイメージは
『星が爆発するところ』 でした

うちのクライアント様がたにも
私と同じテーマの方がいらっしゃり

同じような介入をすると

みるみる 肌の色が白く透き通るようになり
浮腫みが消え

なにより
『シュッ』となる のが面白いところであります

私達の在る世界は
まさに

多様性

であるなぁと つくづく 心底感じる度に

いまの時間軸や 存在軸 などより
もっと 多次元的な 緻密でありながらも
花咲くような 広がりを 感じずにはいられません

このところのカウンセリング中

もっとダイレクトに
『鬼』に触ることが 私は 怖くなくなってきました

クライアント様の 多重性にも
ビビらなくなりました

ただ そこに 『在るもの』として

鬼 とも 対話していく

善悪とか 私には
どうでもよいのです

裁いて意味づけして楽になるものは
何もないと思っています

意味づけって
一体感と同じようなものです

他人との 一体感では 楽にはなりません

また
鬼って 発祥は 『善の存在』からなのですよ

現代催眠の先生と
最近は 『人間は 何故生きなければならないのか』

『死は不幸なのか』という

私の小さな頃からの『問い』を
問答しあっています

中2病的なテーマではありますが
皆様も これ!!っ
というような
『解(かい)』は まだ
体感されていないはず

それを 私の 人生をかけたテーマに そくしながら
話し合っております

先生も 昔 同じような 問い を持ったという

何人かのクライアント様には
お話した事がありましたが

『悟りを開いた 禅の老師様 が 自死をされた』という
出来事が 今から 40年前ほどに あり

それが 先生は 衝撃的すぎて

そこから あらゆる お寺や 道場をまわり
『何故 悟りを開かれたのに 自死されたか』の
問いを 持ちながら

『解』を 一緒に 探してくれるところ…と

探し歩かれて
今の禅の老師様に辿り着いたらしい

いま 先生がついている
禅の老師様の お話は またに することにして

『怒ってくれたり 泣いてくれたり
呻いてくれたり を この歳で していただける
…というのは
ありがたい事なのです』 と 現代催眠の先生は言う

スーパーバイズの先生も

『一過性では 成り立たないのが セラピストであり

セラピストとしては 『問い』に
とことん 付き合い
それを そっと 受け入れる 強さ を持つことが
大事ですね!』

と 言われるが

セラピストだけではなく
人、全てに 透き通るように、そこに、これが 在れば

私は いいなぁ と 思っています

さて 私は 今日も変わらずに
カウンセリングをしていました

風や 光や 怒りや 悲しみや 寂しさや恐怖が
私を通り抜けていくときに

いつも クライアント様と共に
それを ただみる ようにしています

 

 

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