何人も聴いている

解離性のクライアント様たちをみていると
その、何ていうか『敬意』みたいな感覚が湧いてくる時がある

『よくぞここまで・・』みたいな
マラソンのゴールテープ付近で待って、これをゴールしたら抱きしめたいみたいな
そんな感じで
今か今かと待っている感じに近い

私が行う施術の中には『解離の人格の保護と避難』という項目があります

解離の人格とは
『インナーチャイルド』という言葉で表されたりしますが
私が見ているに

『インナーチャイルド』はそれなりに自由に動けるというか、
割とクライアント様ご本人も『ああ、昔の子供の頃の感覚ね』みたいな感じで
インナーチャイルドに対しての感覚を想起しやすいのではとみています

懐かしい感覚や
無邪気な感覚や
物悲しさや
寂しさなんかも感じることができるという
いわゆる
その方と繋がった感覚のある子供のパーツです

インナーチャイルドの場合は
クライアント様ご本人も話やすかったり
それなりにみなさま工夫されてお話ややりとりができるので
そこは時間をかけて対話をしたり
昔の自分ができなかったことをさせたあげたりして
慈しんんだり
一緒に笑ったり怒ったり泣いたりしていると
いつの間にか成長して
だいじな自分の相談相手になったりしてくれます

なのでカウンセリングの時にご本人からの話に出てきやすいし
聞いてて楽しい感じになりますが

実はそれより一番目を向けなくてはならない存在が『解離した人格』になります

私のカウンセリングにいらっしゃる方々の
『解離した人格』は
子供の頃に解離した人格がほとんどです

なので解離した人格は
解離したインナーチャイルドとも言ったりしています

厳密な言い方をしている訳ではないですが

解離性の人格は『時が止まった空間』にいます
・・もしくは時間の流れが違う空間にいます

その空間はクライアント様たちの共通認識として
同じような場所にその人格はいらっしゃいます

その子の特徴としては『まばたきをしない顔』をしています

虚ろで感情を失ったような顔をしています

こちらから何を話しかけても
こちらを見つめることはしても応えてくれることはないのが特徴です

また『死んでしまった人格』もいたりします

人格の1人が死んでしまったが故に
他の人格が一生懸命に花を棺桶に詰めてたということが見えるクライアント様もいらっしゃいました

『人格の1人が死んだ』ということは
あの世と脳内が繋がっているからなのか
その感覚を持っている方々は割と第六感が優れていたりします

私も人格の1人が死んで白骨化していますが
今は保護されて
蘇生を受けているところにあるようです

死んでしまった人格は少し回復に時間はかかりますが帰ってきます

解離の本だと
『人格は成仏する』なんて書いているけれども
私が教えてもらって習った方法はまた戻ってくるようにする方法です

消えるなんてことはありません

戻ってくるとその方の中で、その存在は新たな役割に就かれます

解離の人格は全てが色々な考えを持って
目的も様々だし 思想すら違ったりします

それをカウンセリングでは
人格みなさんに納得してもらうように、話をします

クライアント様お一人と喋っているように見えて
実は何人も相手にお話をさせていただいているのです

人格の中にはものすごく『疑り深い(失礼、慎重と言うべきですね)人格』がいらっしゃるので
その方がOKを出さないとカウンセリングを途中でやめたりする意向が働いたりするのです

大抵はその慎重な人格が統括していたりもするので
大変です

その方は小さな人格やらインナーチャイルドを仕切っているので
まずはその方に信用してもらわないと・・と結構難しいのです

もう、その方の後ろに色々人格の方々が居るのがわかるので
汗かきます

最初に色々話しすぎると怪しまれるしと塩梅が難しくて
なので
たまに歯切れが悪くなる時がありますが許して欲しいです 笑

そして人格の方でも準備が整うと
私にその治療法をしてもいいとOK出してくれて委ねていただけるので
そうしたら一気に保護させていただきます

最近のクライアント様がみなさま
その体験を続々されていてそしてそれぞれに違うので
クライアント様からの声でご紹介させてくださいませ

   

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