催眠をかけてくる意図に気付く

『ここにコップがあって水が半分入っています

 あなたはこれを見て
 
 ああ 半分しかない と思うか

 おお まだ半分もある 
と思うかどっちですか』

という心理テストがある

これは、ポジティブに物事を捉えられる人は
『おお〜まだ半分もあるわ』となり
成功者や人徳者に多い感覚というが

こんなの、あてになるかい

と正直思う

めっちゃ喉が乾いてたら、半分の水では正直足りないよなあ・・
さて今飲み干すか
少しずつ飲むか

なんて考えるのが人間で

何を言いたいかというと
『人間はいつも満たされているということはない』し

欲する状態は身体の欲しがり方と一緒に常に変動するもので

常に変化しない人徳者や成功者の捉え方って
そんなにポジティブなものって
実際あまりお見受けしません

要は、『ああ、まだこんなに水があるわ〜』と思えるくらいの
微かな渇きと飢えだったら
人生がうまくいくかも・・と思うかもですが

けど元々『飢え』や『渇望感』がない方は
上昇思考をおまり持ち合わせていない方々が多いかもですね

でもそういった『飢えていない』方々の方が
人生に多くを求めないで生きていけるので
そもそもの『不満』も感じにくいという側面があります

私たちの世界の空気感は
今や
『こんなに美味しいものがあるよ』
といった
『渇望感』を感じさせるものが充満しています

これらの
『渇望感』がなぜ蔓延しているかというと

『消費』をさせないと世界が崩壊するという『成功者』たちの目論みが
『人間の欲望』に目をつけた結果でもあります

頭の回る成功者たちは
自分たちの生活を支えているのは『ひと、一人一人の欲望』だとよく知っているので
『欲望を駆り立ててくる』ようなことを言います

『あなたも成功者になれる』
とか
『望んだものが手に入る』
とかの類いです

私も20代の頃は
自分の安心感は『お金があれば感じることができるのかも』と思い
稼ぐことに没頭した時期がありました

それなりに稼げましたが
実際、私が感じたのは『焦燥感』と『不安』と
『苛立ち』だけでした

ここで
『ああ、私はお金では安心しないんだなあ』と悟り

すぐさまシフトチェンジをしましたが
ここからがまた困難の始まりでした

今は『催眠を解くこと』と『洗脳を解くこと』が
自分の感覚で生きていくことへの安心感につながると確信していますが

次から次へと
ゲームのように『洗脳』は降りかかってくるし
『催眠はかけられるし』で

人生って面白いよねえ・・

と攻略しているように感じます

とかく
洗脳が解けた瞬間って

『コップの水が半分あるかどうか』ではなく

『このコップの状態を考えさせられることで
 かけられる催眠』の意図がわかってしまうことなのです