ふるまい でのメタファー

前回は書きたいことが
どんどんずれてしまって

結局書けなかったのでリベンジ

『暗喩』についてでした

メタファーですね

ことばで直接的に表現しづらいものを
違う表現で伝えようとするときに用いられるものです

この暗喩は『ことば』だけではなく『行動の暗喩』もあります

例えば
『はあはあと肩で息をつく』という行動をとることがありますが
これを無意識なのか
意識的なのか
使い分けられる方もいます

辛そうに見えるから・・なのでしょうか

自分の『気持ち』を言葉だけではなく
『もっと伝えたい』という時に人は演技的になります

相手に何かを『伝えたい』という欲求の表れとしてみますが

普段の生活や社会生活だと
相手に『暗喩』として伝わりがちになってしまい

相手がそれを『わざとらしい』
もしくは
『作為的』『コントロールしてくる感じがいや』
『同情心を煽ってくる感じが辛い』

と感じられる場面が多く

そうするとご本人が望んでいた関係性を
相手の方から拒絶されてしまうことも多く
コミュニケーションが難しくなってくる場合があります

行動から読み解ける『ご本人がとりたいコミュニケーション』というものは
結構たくさん種類があり

口癖なんかからも透けて見えるものがありますが

例を出すと

足をやたら組み替える

後頭部を掻く

腕組みをする

手の指をポキポキ鳴らしてしまう

くねくねする

などなど多岐にわたります

『仕草から読み解く心理』とかで検索してもいいかもですが

問題なのは
ご本人がもはや『意志』や『意図』がなくても
その行動が相手にとっては
『意図的』だと思われてしまうことなのです

カウンセリングでは
『他人とどうしてもうまくいかない』という場合に
その原因を一緒に探っていくことしますが

実は大きな原因として

『ボディランゲージ』がコミュニケーションを難しくしている場合もよくみられるのです

話を聞いているつもりでも
身体の癖で 
『斜に構えてる』『偉そう』
『きちんと聞いていない』
という評価を受けてしまっていたりしていることも多くみられ
・・でもご本人はそれがわからない

ご本人としては『きちんと聞いているつもり』だったりする

なのでこちらとしては
『身体の癖』が世界ではどのように見えているか

をお伝えする時もあります

身体の使いかたで
世界とうまくコミュニケーションが取れていないのならば

それは改善できたりもするのです

私自身の身体の癖ももちろんありまして
ちょっとそれは恥ずかしい癖なのですが
ある時にそれが発動しやすいと指摘を受けたのです

相手には『舐めてるんでしょ』とか
『つまらないんでしょ』と受け取られかねない行動だったらしく

私としましては、そんなこともないんだけど

けど(本音をいうと)
確かに『つまらない時』のそれは発動しやすくて

集中している時には出ない癖だし・・

なので気をつけているところです