優しい世界での回復

去年は 『鬼』が 流行りましたね

まだ、その鬼の漫画を読んでないのですが
感動するんだよー…なんて話も
たまに 聴いたりします

鬼が 市民権を得たんだなぁ なんて
思ったりもするのですが

子どもの頃 よく
『鬼ごっこ』をしたりなんかもして

遊び には 必ず 『鬼』の存在がありました

掴まったらダメという そのスリルや高揚感を
私達は 小さい頃から
『遊び』として 取り入れていたりもしたのです

また 鬼ごっこで 『鬼』になった場合は

どうやって掴まえてやろうか

待ち伏せしてみたり
至近距離から 狙ってみたりと

掴まえる立場 でも充分に それを味わい
遊んでいたと思います

 

いつからか 私達は
『清く、正しく、美しく、和を乱さず』と
鬼じみたものを 排除しはじめたのかな

と 思っています

 

お正月が明けて
今年は 色々準備しなくちゃならないと
休みを多めに頂いて
各地をまわっておりますが

ちょっと たまたま 通りかかって
巣鴨という土地に 立ち寄らせてもらいました

巣鴨は お年寄りの原宿 とも言われるくらい

お年寄りが 沢山いるのかなぁ…なんて
想像しながら 行きましたが

皆様 シャキッとされていまして

私の想像する それ とは違いました

多分、この街では
誰かが 倒れたら
誰かは すぐ 走り寄ったりするのかもな

というような 一体感でした

 

あまりに寒かったので
薬局により
貼るカイロを買いましたら

レジの横に 椅子とゴミ箱が 置いてあって

なんとは無しに

優しい街だな と 思いました

優しい街って、何かな
と その時に ふと 考えながら

カイロを背中に貼って 街を歩いてみましたらば

当たり前だが 全てがゆっくりだった

風に吹かれていた 提灯やら 旗まで
ゆっくり はためいて 揺れていて

ああ
私達は 本当に 現代の時間という概念に
魂を喰われているな

と 感じました

 

早く 完全に ピタリと 間違いなく
過不足なく
平等に
損しないように

が 巣鴨には 無くて

当たり前のように 店の方々は
ゆるく お茶を提供したりして

これ 損だとか 考えないんだろうなあ

と 温かい ほうじ茶を頂きながら
オマケの 焼きたてのドラ焼きの皮を つまみながら

与えるってことは 豊かだな と 思う

 

場を提供する
空気感を提供する
温かさを提供する

誰かが 豊かになるような 循環に
その人を乗せることにより
その人も豊かになっていく

というのを 私は 裏テーマにして
カウンセリングをしてきました

 

さて
目的地にたどり着きましたらば

遊ぶことによりトラウマを癒していく
自然治癒力を戻していく

という活動をされている場所でした

 

私は トラウマを癒すにあたり
エネルギー介入という
非言語的な介入をしますが

クライアント様自身が

『自分を知りたい』という欲求に
なかなか 上手く 答えられない場合がありました

何故なら
それには 『私の解釈』が入ってしまうため

悩ましい部分でもありました

いきなり
『鬼がー』とか
『妖怪がー』とか
『支配がー』

じゃ、びっくりしちゃうでしょう?
(結構、言っちゃったりもしてますが)

 

しかし この場合だと
クライアント様自身が
自分を知ることが出来るのよな

それを いま 着々と 準備しとります

もう少しお待ちくださいね

 

 

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