欠けた身体

こんにちは

5月のユークリッド便りをトップページにて載せてあります

写真の上の折り畳まれているところになります
クリックして広げて読まれてみてくださいませ

さて今回はボディイメージについてかいてあります

虐待を受けてきた子どもたちは
身体の感覚を正常に保つことが難しいです

ある方は幼少期に叩かれすぎて
自分の顔がいつもねじれている感覚をお持ちでした

介入をするといつも
『顔のねじれがすごく感じられる』とおっしゃっていましたが

介入を重ねるにつれて
その感覚が徐々に改善されてきたそうです

私の場合も親から叩かれすぎて
頭が凹んでいて
背面が空洞になっているイメージがありました

しかも鏡で自分を見ると
頭が無いと言いますか、自分の頭の後頭部が見えないのです

ずっと自分は頭の形がおかしいのだと思い込んでいましたが

トラウマ治療を進めるにつれて
後頭部が痺れる感覚が強まり
そこが膨らんでくる感覚もあり
ミシミシと動く感覚もあり

今では後頭部は無事 膨らんだ感覚があり

写真や鏡で見ても自分をおかしいと思うことは少なくなってきました

ある方は
『足がずっと氷の中にある感覚がある』とおっしゃいます

ある方は
『胸の奥に異物が詰まっている感覚がある』
とおっしゃいます

みなさまそれぞれにボディイメージをお持ちですが
その感覚は侮れない
・・・むしろとても忠実に『訴え』かけてくるものだったりします

眠れないだとか
食欲が無い、ありすぎる
・・・なども大事な身体からの偽りが無いメッセージだったりするのですよ

意識は『つじつま合わせ』が得意で
結構、嘘をつきます

身体の方が正直だったりします

ボディイメージを感じられたら

是非、身体の声を
次回カウンセリング時に教えてくださいませ