人前で喋るときや 失敗できないときに 赤面したり 声がうわずったり 汗をかいたりすることがあります
このような状態を心理学では 対人恐怖 と言います
また 実際に相手が目の前にいなくても 頭の中でシミュレーションしたときに 身体にでる状態も含めます これは本人には非常にストレス度が高く なんとかしたいと多くの人が感じる不安の代表格の1つですね
対人恐怖の原因
じつはこれ 「恥をかきたくない」という願望が強すぎるため陥ってしまうものです
周りからの視線を気にしすぎる人や 引っ込み思案なひとは対人恐怖の傾向があります
また不安を取り除こうとして 頭の中でシミュレーションしてしまい その結果 かえって 不安が増幅してしまうことがあり とても苦痛をともなうものです
でも この度合いは人によって様々で 全く緊張しないひともいたりします
この違いはなんなのか・・・
養育者からの「刷り込み」
じつは 養育者からの「刷り込み」によるものです
(今回はイジメ パワハラのトラウマなどの状況は除いています これは 嫉妬が絡んでいる場合があるのでまた別のコラムでかきますね)
養育者とは 思春期までに自分を育てた人 主に「両親」となりますが 「先生」や「親戚」など 性格を形成する時期に関わり 影響を与えた人物もこの場合はふくめます
その「養育者」が 小さい子供を導こうと いらんこと いうんですよね・・・
「そんなことしたら 危ないよ!」
「そんなことして 恥ずかしいよ」
「そんなことして失敗したらどうするの!?」
しかし だいたいは それ 養育者の感覚なのです ようは 「養育者」が「チキン」なのですよね〜
子供同士の間でも このような場面は よく あるあるです
「そんなことしていいの〜?」→「超ダサ〜」
だけど
子供は大体が初めての体験なので 失敗しますよね
その時に 言っちゃうんです 呪いの言葉を・・「ほら!言ったでしょう!」「ほら言ったじゃん」
養育者に刷り込まれた結果・・・
そして こどもは養育者の呪いにかかり 何かを成し遂げようとした場合 まず「養育者」の感覚に憑依せざるを得なくなります
だって 失敗してしまうのは恐怖だから・・
しかし 失敗か否かも 「養育者」の感覚なんですよね
本当は 冒険したいのかもしれないのに 失敗が さも 世の中の終わりのような感覚を 呪いとしていれられしまっている子供は 何かに挑戦するということが とてつもなく 困難なこととして はいってしまっているのです
問題の原因は自分にはありません!
他人を介してなにかを成し遂げる→ということにたいして 困難性を感じていたり 身体が動かない やる気が起きない・億劫などは 本人の性格が原因であることは少ないです
大体は「臆病」な「養育者」が 自分の心配を抱えるだけのキャパがなく 子供にそれを ダダ漏れさせることから その子供は「養育者」の感覚を引き受けざるを得ない状況になり 苦しんでいる場合がほとんどです
赤面恐怖症
電話恐怖症
視線恐怖症
解消恐怖症
書痙 しょけい 手の震え
体臭 口臭恐怖症
ユークリッド・カウンセリングは これらの悩みに対して エネルギー療法などの 根本的な解決に向けた心理療法を用いて 生きづらさを解消するお手伝いを致します
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