たまに書く妖怪シリーズ
この妖怪のネタは、あくまで私のカウンセリングでの主観的なものです
なので一般的なものと捉えて頂かなくて大丈夫です(現代催眠的メタファーとでも思ってください)
私のスーパーバイザー(精神科医)からの指導が一風変わっておりまして
それを受け継いでしまったものです
精神科医の先生と、禅の先生(心理士)は懇意な間柄でしたが
禅の先生は、スーパーバイザーから『こういう手法を学んだ』だとか
『このような見立てを立てる』などを私が述べると
『なんじゃそりゃ』と言っておりました
『マッ◯ドクターだな』とも言っていて
それを聞いた私は少し悲しくもなったのだけれども
でも、師匠は師匠ですので
どんな教えでもとりあえず学ぶというスタンスでやってきておりましたが
スーパーバイザーは、それこそ規模がでかい見立てをする方だったので
体得するまで本当に時間がかかりました
スーパーバイザーは、いわゆる千里眼の持ち主で
クライエント様のケースを持っていくと
身体の不調からも言い当ててしまい
それをクライエント様に、なんとなくお尋ねしてみると
時間が多少経った頃に
『言われた通りのところが悪かった』となりますし
クライエント様の人間関係なども言い当てて
それも、それとなく尋ねるとドンピシャだったりするので
最初は度肝を抜かれることが多かったのですが
修行を重ねて、とりあえず見よう見まねでやっていくようになり
辛いこともあったけれども
なんとなく言わんとすることが分かってきた…かもしれない
その中で一番受け入れ難かったのが
『妖怪』や『SP(お憑きの方々、お就きの方々)』、そして『異次元』などの世界観でした
私はスピリチュアル嫌いで、『引き寄せ』なんかも胡散臭く感じていて(それは今も変わらないけれども)
だから当初は、もう頭の中に『はてな』がいっぱいでしたが
それでも、その介入をしていくと
クライエント様が回復されるのです
それと共に、クライエント様の方でも
介入中に『治療者(私)がどんなことをしているのか』ということを
きちんと映像等のイメージで見られる方が多く
それは
『企業秘密を見られてしまった・・笑』
と思ってしまうようなことだったので
考えていることとか
思っていることというのは
どんな人でも、ある程度は『感じ取れるのかもしれない』と
薄々カウンセリングの現場で感じ取っていきました
と、共に
『否定しきれない世界というのはある(のかもしれない)』
と
そこから自分なりにも独自にデータをとり始めて
スーパーバイザーと答え合わせをするようなことをしているのです
ーーーーーーー
その中でも特に私個人として
『嘘でしょ・・』と感じていたことは
妖怪の世界でした
水木しげるのゲゲゲの鬼太郎のような世界観というのが
実は
現代のこの時代でも実は存在するのだと、受け入れるのには相当な時間がかかりました
どちらかというと高之瀬の方が、割と柔軟なので
先生の世界観を受け入れましたが
直々に教えてもらっている私の方といえば、おっかなびっくりで
腰が引けておりました
ブログには書けないような不可思議なことが沢山続きまして
ようやっと、妖怪の世界というのが
我々の背後にあると受け入れ始めた途端に
出てくる出てくる、奇怪な出来事、物事の数々。
それがすごすぎて、もはやポルターガイストなんじゃないかと
スーパーバイザーの相談したら
『舞台慣れしかないよ』
🥶
色々なところから、色々な存在を連れて帰ってしまうので
夜は怖いものが出てくるし
飛んでくるしだったけれども
でも毎日、毎日そんなことをしながら
クライエント様についちゃっている妖怪とか
妖怪自体をカウンセリングしていると
本当に慣れるのよなあ・・・
ちょっとやそっとでは、動じない自分になっておりました
スーパーバイザーから、初期に妖怪やSPなどのことを
細かく指導されていた時は
渋谷の裏あたりに行ったものならば
もう色々連れてきてしまって
寝てたら玄関の方で
顔だけの存在がぐわーーーって近づいてきたこともあったけれども
でも、私のどこかで
『めんどくさー!わたしゃ、眠いんだよ!!』と
寝ぼけながらもいつもキレてたりして
金縛りなどになって、なんか立ってても
『眠い!!』『わーーーー〜!!』なんて一回叫んだ後に
いびきかいて寝てたりするらしく
(私は眠りを妨げられると異常なくらい怒る、霊にでも怒る、しつこいと戦いながら寝る)
どんどん図太くなってきて
そしてしまいには、動じないくらいになってしまった
本当に舞台慣れとは、先生、よく言ったものだと思うのだけれども
浮遊している方々というのは
元々は人間でいらして
でも何だか分からない理由で、宙ぶらりんの状態に今なってしまっていて
でもその宙ぶらりんの状態も
あまり宜しくないのでお迎えにきてもらうのですが
あまりに怒ると、あちらの方々はどこか行ってしまわれるようで
それはそれで良いのか悪いのか分からない
どちらにせよ、『怒り』というのは
割と自分を守るためには、あってもいいのだなあ・・なんて学ぶのです
話が長くなりましたが
その妖怪の中でも
特に今文献を探したりしているのが
目が沢山の妖怪
クライエント様がたに、それぞれ
『自分の中にある、自分のものではない巣食ってしまったもの、棲んでしまったもの』
をイメージで感じながら描いてもらうのですが
それによく出てくるのが
『目が沢山の妖怪』なのです
一番近しい妖怪としては『日本妖怪辞典』などでは
『百目(ヒャクメ)』『百々目鬼』などなのです
何も由来は『盗みを働いてしまったお金が埋め込まれて目になってしまった』
とあるのですが
うーん、違うような・・
クライエント様たちの様子を見ても
その解釈では釈然としないというか、違うような気がしていました
なので注意深く、その妖怪が何を言っているのかということを
聞き取るようにしていくと
目が沢山あるだけあって、言うこと(コメント)も多いのです
それを全て拾っていくと
どうやら
『我慢させられてきた』とか
『不公平な目に遭わされた』とか
『不満』だとか
でできているようなのです
・・・そして何だか、この妖怪さんご自身がとても苦しそうなのです
そんなこんなを経ていると
妖怪と『和解』に向けた話し合いになってしまうと言いますか
『何をして欲しいんだい』なんて
尋ねてみると
色々と『今までの経緯(なんでこんな風になってしまったか)』を話された後に
『もう楽になりたい』とかお願いされるので
それなら、お迎え呼びましょか?なんてことをお尋ねすると
『お願いしたい』なんてことになって
もちろん、引き剥がす介入をするので
クライエント様ご自身も身体をしっかり踏ん張ってもらわねばならないのですが
妖怪さん自体も『ご納得』されれば
きちんと上がられるというか、居なくなられるのです
居なくなった後の変化と言いますと
いずれのかたもまず、すぐに外見が変わります
痩せる
肌が綺麗になる
健康的になる
アレルギーがなくなる
食べ物の好みが変わる
いきなり掃除を始める
など変化をなさいます
視力が良くなったり
髪質が変わったりします
洋服の趣味が変わり
交友関係、仕事を変える方も多くいらっしゃいます
いずれにせよ、妖怪とやらは
主観的なもので、そしてクライエント様と私たちとの『秘密の話し合い』が
カウンセリングの中で行われて
そして決着がつくという感じになるのですが
クライエント様ご自身の健康的な暮らしに向かえるようになれば、
私が納得するかしないかは二の次でいいのだな・・と
今はそう自分自身で思っています
妖怪の種類は、今までお会いした数は
30くらいになりましょうか
蛇は多いですね〜
蜘蛛も多い
ちなみに、喪黒福造(笑ゥせぇるすまん)もいらっしゃるのですよ!
2回くらいお見受けしましたが
『ココロのスキマを埋めると称して、サービスや不思議アイテムを提供し、お金を貰う代わりに社会的地位や実質的生命を顧客から代償として頂戴している』
が彼の仕事ですが
なかなかシビアなお仕事をされる方でもあります
私としてはこの喪黒福造さんが一番怖いです
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