笑うべき神

起きる物事をジャッジしない

起きた、その事柄を
ただそのまま感じるということは現代人には非常に難しいかのかもしれません

私たちは
テレビにおいても『笑うところ』には
あらかじめ『笑いごえ』が入っていたり
テロップがあったりして

笑う『べき』ところに
ちゃんといちいち指示がなされています

こういうのって催眠状態に入ると言いますか 

『ほーら ここで笑いたくなる〜〜〜』といったものに近いです

実際瞑想をして
心が凪のようになった状態でテレビを見ると
人の声が音楽というか
けたたましい笛のような音に感じられたりします

実際に回復されてくるクライアント様たちは
自発的にテレビ離れとか sns離れをします

笑っているところの感覚も

まるで
『記号』として笑っているというか

『暗号』のようだというか

『意味』がわからないと笑えなくて
その意味はかなり高等というか

『おかしみ』みたいなものが理解できないと笑えないので

『無』の状態だとテレビとかの笑いが
ただ流れていくものとして感じられます

 

自分の身の回りで起きたことを解釈していくとドツボにハマる時があります

意味を考えることは万能感に近い『神的』な感覚です

世の中に起きていることの流れを読み解こうとすることは
危険な思考だなとも思ったりします

神の思考って酔うのですよ

神は罰するし
神は裁くし
神は酔わせます

この『罰する』『裁く』『酔わせる』を
現代人のほとんどの方は『快感』と思います

快感は快感なので
人は『神』のように振る舞いたいと感じ始めます

例えば自分と話が通じない人を
『あいつは馬鹿だ』と『裁く』

例えば自分の思い通りにならない人に意地悪をして『罰する』

孤独になりたくないからと
人を魅了して『酔わせる』し

大衆を信じないと不安を煽り
恐怖に『酔わせる』

この三大神的感覚は人を狂わしていきます

カウンセリングで、私が『鬼』としているのは、この『神的感覚』です

この『鬼』に取り憑かれると
誇大妄想が激しくなり
世界を荒れ狂うものとして認識するようになります 

『本当の神』は物理現象です

そこにいいも悪いもなく裁きも罰も酔いも何もないのです

   

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