常識の罠

人は集団に所属すると 同質化することがほとんどです

家庭
職場
学校
業界

個人が集まって それぞれの集団になり
その、集団を維持しようと似てくることにより『常識』が生まれます

それぞれの集団の常識ですね

それがどんどん大きくなり 力を持つようになります

 

例えば
きちっとした場面ではスーツを着なければならない
とか

家族内では、父親のいうことは絶対である
とか

忘れ物をしてはいけない
とか

 

色々細々としたその集団の『常識』っていうのを ご自身で見つけてみると
面白いと思います

 

さて その常識ですが
色々存在している中で
『合理的かどうか』という目線で見てみたことはありますでしょうか

この合理的かどうか・・は

その常識に沿って生きている人たちからすると
合理的ではない面も見え隠れしたりします

学校に忘れ物をしてはいけない・・とかも
わかりますが
『忘れ物をしたら貸し借りしたらいい』という常識があったらどうなんだろうと思ったりもします

そのほうが
『かしてー』と呼びかけあい
コミュニケーション能力も上がるし

何より『罰』が存在しない

 

そうなのです

常識って言う奴は それを守れない人を罰する
・・というオプションがもれなくついてきます

私たちは結構『罰』を怖がっていて
常識を守ろうとかいう気持ちよりも

『罰』を与えられることの方が恐怖で
だから常識を死んでも守るという思考の方が多いです

またその常識の合理性がないことに気がついていても
脳の器はそれぞれ限界があるので

自分の考えられる範疇外のことには
『常識だから・・まいっか』という 納め方をしてしまうのです

だから『疑問を持ち続けられる人』っていうのは
脳の器が大きい方です

大半の方々は
『普通は・・』とか『それは常識だよ』と言った
圧力に蝕まれていくからです

この圧力はものすごく強大で
まるでウイルスのような様子をしています

一人に感染したら 次にまた感染させようと

それ自体がまるで『意思』をもっているかのような動きをします

 

普通という常識も疑えるのであれば 疑ったらいいと思います

 

   

 

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