トラウマの面白いところは
自分で 『これはトラウマだわ』といえる部分は
核のトラウマではない事が多いところであります
トラウマの定義は
歴代のたくさんの精神科医が
色々な解釈をしてきたが
私の、実感と
クライアント様のたくさんのケースをみると
心的な外傷はあるよな…とは思う
しかも、それは
時間を超えられる脳の部分に
しまわれるのかもしれないなぁ
という感覚があります
だから いつ何時でも
トラウマは 何歳になっても
疼いて痛い
現代催眠の先生や
吉本先生は 『トラウマをトラウマと 捉えない』と
いう方向性をとっていましたが
心の面白いところは
『捉えないよ』というメッセージを
心に送ると
途端に 『私、ここにいるんだから!!』と
傷ついた部分が際立って
存在をアピールしてくるから面白い
また その
痛くて疼く部分を
人は 何重にも 自分で 薄膜をはり
綺麗に包んでいたりもして
それが 傷ついた部分に対しての
自分なりの 治癒の方法で
その方法に
とてつもない 才能や 知恵が
詰まっていたりします
そんな様に カバーしているので
大概の方は
トラウマをトラウマと 捉えていなくて
箪笥の引き出しの奥の奥に
小さく ぐちゃぐちゃにされたような状態で
置かれていたりします
また インナーチャイルド
このインナーチャイルドが
トラウマを負った 『その、瞬間』のまま
引き出しに入っていたりもします
人によっては
インナーチャイルドと
意思の疎通や
言わんとすることが 伝わってきたりする場合も
あるので
ご本人様と ご本人の中の『子供の頃のご本人』とを繋ぐ処置をしたりもします
子供の頃の自分って
もちろん 居るのですが
自分の中に 『インナーマザー』
(母親のしつけや教え的なもの)
も内在している場合
自分の中で
(母親 VS 子供)
の 戦い がまだ あったりして
それはそれは 消耗したりもします
その場合は
母親からの『掟』を解除したりもしますが
『掟』って、
罰も伴っていたりするから
ご本人は 酷く 苦しんでいたりもします