トラウマを光にする

苦しくても 苦しくても
何が 苦しいのか いまいち わからない

というのが トラウマもちの感覚だと思います

 

先生が
「トラウマやら葛藤を もっているほうが
健全だったりもするんだ」

と 初めて会ったときに
強く 静かに 私に言ったのを思い出す

人を傷つけ 奪う感覚の持ち主は
勿論 人に傷をつけるのだが

奪う感覚の無い人は
その感覚が 理解出来無い

この人は 自分に何をしたいのか

この人は 自分に何を望んでいるのか

出来る限り
他人に応えようとする感覚の持ち主は
搾取されることにも気付かないことが多く

気付いたら

自分の中にあった 優しさも
温かさも
透明な眼差しも 消えており

その
しなやかな身体も鎧のようになっていて

どこか 知らない土地で
空間に怯えて
暗闇や
風の流れや
何処からか響いてくる音の その中から

何か 自分の中の 暗い暗いものが
出てくるんじゃないかと

自分を襲いにくるんではないかと

そんな 恐怖といつも いつも 戦っている

そんな感覚が トラウマなんだと思う

 

本当は

風や 雨や 虹や

光や
鳥の声や
空気の香りは

貴方を 柔らかく 包み

貴方を 抱き抱えるものなのに

それらに 暗黒で 暗く 邪悪なものを
見いだせてしまえる感覚は

トラウマを負った
所以ではないかと思うのです

 

私たちは
その 怖いものを見いだしてしまう感覚と
戦っています

そこで  あまり好きな概念ではない
取り扱い注意な概念は

「支配者概念」 でありますが

ここには 催眠が含まれており
一度怖がったら 魂 喰われてしまいます

先の 先生がたは
敢えて「おおやけには しなかった」概念であります

だけど 救いはあるのです

前の勤務先であるカウンセリングルームで ふと 1人の先生が零した
『光は 支配より強いからね』 という言葉

ようやく 意味がわかってきました

スーパーバイズの先生が
歴史と 健全な魂の在り方を学べといい

何故 吉本先生が 生涯
その概念には 興味を示さなかったのかを

現代催眠の先生が教えてくれ
ただ ただ
もっと 遥か 彼方 を指し示すのも

みんな 光が何処にあるかを みていたのですね

 

だから
今日も いっちょ 退治であります

そーんな 『支配催眠』

はっきり言ってめんどくさい

ずっと支配者を怖がって 支配のせいで私はこうなった…!と グズグズするのは

まぁ 最初のうち くらいにしときましょう

皆さま  それにすぐに飽きて

今や 次々と 自分のことをもがきながらも          

やり始めてる姿は  カッコいいのです

 

さて やり方にご質問がありましたが
私どもは
トラウマは 捨てないのです

トラウマは 貴方の生きた証だから

それを 貴方にとっての 良いものに
変化させるよう お願いするだけです

 

 

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