この間 クライアント様から
『子供に どう 性を教えたらよいか わからない』と いう悩みをききました
私の子供達に、
私はどうやって 伝えたかなぁと
久しぶりに 思い出しました
子供達は、もう充分に大きくなり
自分で稼げるだけの力を身につけまして
いま 彼らが 性について
どう考えているか? は 話したりをすることは
なくなりました
だけども かなり 小さい頃に 私は話しをした覚えがあります
まず 伝えたのは とても 大切な こと
『好きな相手に触れたい、触れられたいと
思うことは 自然な事だよ』と いうこと
ママが あなたを 大好きで
可愛いな 好きだな と 思いながら
あなたの頬っぺたに 触れたり
頭を撫でたりするのは
とても自然な 私の 感覚
だから あなたたちも
母親に 触れてもらったり 抱っこしてもらったり
するのは 安心すると思うし
満ち足りた感覚に近いものを感じるでしょう?
お互いに 好きで 触れたい 触れてほしい
というのは とても素敵で
その感覚を 持ちあえる事は とても自然なのよ と 伝えました
また
『触れ合いたくないと言う感覚』も
とても大切
身体が受けつけないならば
その感覚は あなたを守る感覚なのだから
耳を傾けて
よくよく その身体の感覚を優先してね
時間や 状況によっても
触れられたくない感覚がある場合もあるし
そう言う場合は
それを 伝えられるとよいよね
そして
貴方たちは そのうちに
大きくなって 好きな相手が出来る
その相手に 触れたい 触れてほしい と
思うことも それも、とても自然なこと
そして 時がたち
母親から触れてもらう事を卒業して
自分から 『触れ合いを探しにいける』ようになるのが
成長の証でもあり
それが 思春期
だから そのあたりは 心が グラグラしたり
ちょっとした事に 過敏に考えすぎてしまったり
するかもしれないけど
自分から 他人と触れあいたい という感覚が 発生するんだから そりゃあ 不安定にもなるよ
家族という安全基地から
自分で 『基地』を 作り出す 営み をし始めるんだから
多少のぐらつきは 良しとしなさいね
失敗したら 戻ってきて
休んでみて
そして また 出てみたら いい
自然て そういうものだよ
けど 1番 大切な事を 伝えておくね
身体に触れたい 触れられたい は
とても素敵な事だけど
『肌の感覚は ひとそれぞれに違うのよ』
だから
『女性は きちんと
自分の身体の 調子を 伝えなさい』
伝えても 伝えても
ぞんざいに扱われたり
貴女の身体を 大切に扱ってくれない男性は
おやめなさい
貴女と一緒に
『貴女の身体』を慈しんでくれる人と
一緒に居たい
…という 自分の感覚を大切にしなさい
そして
『男性は きちんと 相手の身体を 知る努力をすること』
巷に溢れている情報を
相手の女性に 当て嵌めない事
貴方が 相対しているのは
『巷の情報』ではなく 『目の前の女性』
だから
『どう触れていいのか』を まず尋ねられるような
コミュニケーションを とるようにしていきなさい
恥ずかしくても まずは 『尋ねる』
その尋ねる貴方を
馬鹿にする 女性は やめなさい
そもそも 相性が あわない
『性』てのは
本番のベッドだけではなく
目と目を 見交わしたところから
始まっているのだから
それを お互いに
満ち足りたコミュニケーションとして
交わせる相手が出来たらば いいね
と 伝えた事を思いだしました
…それから10年以上経ち
あれから子供らは どうなったかというと
『モテたいわ〜!』とか
言いながら
『好きな人が出来ないんだよね』とか のたまう
あまりに 『好きな人が出来ない』というから
スーパーバイザーに相談しちゃったよね
(過度な母心)
そうしたらば
『男性の地位が失墜してきてるから
現代の女性の悩みどころですね
…それより 一寸 箱入りかも』と かえってきて
箱入り!?
こんなに 放浪させてんのに
箱入りなんだ… と そちらの方に びっくりしましたが 笑
なんにせよ
性は 相性だから
その相性を 確かめたりする
『言葉のコミュニケーション』は
本当に大切
その言葉の触れ合いは
肌の触れ合いと 比例すると思っています
だから 『性の言葉』を 知っておいたらよいと思う
その言葉は とても 素敵な 言葉
『あなたは どう 思う?』
『あなたは どう、感じる?』
自分の感覚を伝えたあとに
この 言葉を 伝えてみると
コミュニケーションは 全然違うものに
変化してくるはずです
また この話しには トランスジェンダーの話しを
加えていませんが
それらも 加えてお考えいただけたらと思っています
とかく コミュニケーションは
最高の 『愛撫』だと 考えます
優しく触れるような 言葉を 交わしあえたら
素敵な事だなぁ と 思っています
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