クライアント様に よく
『どう見ているのか』と 尋ねられたりするので
面白いなぁと 思うのです
セラピストから 『自分はどう見られるのか』が
気になる心情や 心持ちが
私を目の前にすると 発生してくるのは、何故なんだろう?と 私も 考えてみたくもなったりするのだが
今回は ひとまず 私から発生した
不思議は 置いておいて クライアント様からの
疑問にお答えしてみようと思います
まず
部屋に入ってきた時点では
あまり 顔を見ないようにしている自分が
いるな と 気付いたのは
最近のことです
声の響きや ニュアンスだけを ぼんやり聴く
電話の場合やスカイプも、そうです
切迫しているか
緊張しているか
だらけた感じになっているか
怒りのニュアンスはあるか
何を 身体は 訴えたいのか を
響きから 感じとります
人間って 言葉と裏腹な事が多くて
だから まずは 身体の存在のありよう に
注目していきます
来所の場合は
歩き方…これにより どれだけカウンセリングに
何を求めてきているか
が わかったりもします
挨拶の雰囲気 …
洋服のチョイス…
まばたきの様子
そして 呼吸
どんな 状態だって あり得るし
どんな状況も悪くはないので
私は 空気になった感覚で
ぼんやり と その方の 雰囲気や要望などを
感じたりします
毒素が抜けてきたりすると
後光がさしてる感じに 感じられてきたりするので
回復の、指標になったりもします
初回だと
雰囲気を感じてから
何パターンか 構築していきます
ひとつ基本形を定めてから
ぼんやりと 主訴を聴いていたりすると
あれ?という 違和感が見えてきたりする
その違和感を
ただ そのまま ハンガーに洋服を掛けるように
その方に 引っ掛けておく
違和感は 後々に大事な お宝になるので
たくさんあれば あるほど 面白い
風変わりな方が面白いという訳ではないのです
普通に生きてこられ
日常に流されて なんとか 工夫したりしながらも
その方自身の 『アクの強さ』みたいのが
あるのが たまらん のです
そこに 『葛藤』という名前の お宝が
あったりします
ちなみに 葛藤は 無くなるものではなく
変化していくもの、として
捉えていただくのが 自然かなと思っています
変化していくと
『自分の中の変化を妨げていたもの』が
後ほどに 光り輝くものになったりします
私だったら
『神の、存在とは』や
『母』
『差別』
『障害』
これらは 私が 生まれてから
『これさえ無ければ』と
何万回となく 呪った物もの でありますが
何回も何回も 同じところを 廻り続けたが
螺旋のように、廻りつつ
上がったり 下がったりして
『厚み』が出てくるのです
その葛藤に対して。
その厚みが あるときに
葛藤と 混ざり 混沌としながらも
一筋の光が さしてくるときがあり
それが、実は とても 大事な瞬間でもあります
…と そんな『葛藤』をお持ちかどうかなども
見つつ
霊障とかは 通りすがりみたいな部分もあるので
エネルギー的に 上げていくのが
1番ですが
憑いてると
就てる (就任されてる)場合とかあり
これは
スーパーバイザーの先生が
お得意な分野でもあるので
一緒に 見立てを立てながら
進めていくところでもあります
ただ ひとつだけが 『原因』という事は
見たことがありません
複合化して 今の 『悩みをもつ自分』が
いらっしゃるのが 自然な状態なので
なんかひとつを
ポーン! と 解決したから
劇的に という事は あまり 我がカウンセリングでは 無いのです
皆さま
どちらかって言うと
『生き方指南』みたいなものを
こちらで 体得されていきます
その指南書は 善悪とか 正しい、間違えてるとかの
指標を得るんではなく
『在る』という 見方を
味方に、出来る という 感じでしょうか
ただ
私は セラピストなので 指導者では無いのです
指導者ってのは 性に合わなくって
特に 人より何か物を良く知っているわけでもなく
言えるのは
ただ 『体験が現代人としては多い方かな』くらいですから
その体験を 種 として 積み上げてきた
『見方』を 今 咲かせながら
花にして 渡しているに過ぎない感覚ではあります
捨ててもいいし
飾っていただいてもいいし
お好きにされたら 良いと思う
あれれ
どう、クライアント様を見ているかを
説明しようとしたら
こんな終わり方になりましたが
今日はこの辺りにしておきましょう