Case18乙原先生、私はこんなにもラクになっています

私は以前、別のカウンセリングルームでFAP治療を受けていました。
『心に聞く』『遺伝子コード』を使っての治療を受けて、楽になったと感じてはいましたが、「根本がおかしい」という感覚は消えず、こちらのカウンセリングルームのお世話になってみることにしました。

その結果は大正解！今の自分は昔に比べて確実に良くなっているぞ！という実感があります。
正直、お世話になり始めた頃は「外では水晶を身に着けると良い」とか「家に盛り塩をすると良い」というお話を聞き「うーん、ついて行って大丈夫なんだろうか…」と大変失礼なことも思っていましたが(笑)

私は子供のころから、安心感というものを感じたことがなく、ひとりで常に苦しんでいました。
ただ、そこにははっきりとした理由が見つからず、訳が分からないけど常に緊張していて不快で安心できない。
誰といても楽しくない。ひとりで居ても過去の自分の失敗を引っ張り出してきて、頭の中で常に自分のことを責め続ける生活でした。
外から見ればきっと私は恵まれた人間に見えると思います。でも、頭の中では「死ねば楽になれるのに」と思っていて、眠る前に「このまま目覚めずに死んでいますように。神様、お願いします。」と子供のころから祈りながら眠るのでした。
そんな自分が情けない。恵まれているはずなのに何の不満があるのだろう。訳が分からないけど苦しい。努力して良い大学、良い会社に入ってもずっと苦しい。ますます苦しい。
体調が悪くなって動けなくなり、しばらく仕事を休むことになった時も「周囲に迷惑をかけている」「わがままだと思われる」という考えが頭の中をぐるぐるして、余計に自分が情けなくて死にたくなる。

藁にもすがる気持ちで乙原先生の治療を受けると、先生が私に寄り添ってくれた。それが本当に嬉しかったです。
人に話しても理解されない苦しい感覚を、受けとめてくれたうえで「これは大変でしたね」と先生がしみじみと言ってくれる。涙が出ました。
今までは家族などに自分の苦しさを伝えようとしても「そんな話は聞きたくない」と拒絶されたりしてきたから本当に先生の言葉に救われました。
治療がすすんでいくと、「ひとりで勝手に苦しんでいる自分がおかしい」という認識が変わってきて、「あ！私はおかしな環境に居たから苦しかったのかも！丸ごと全てが私のせいじゃないんだ！」ということに気づけました。
私の容姿を笑い、犬猫のような扱いをし、私が涙ながらにやりたくないと訴える習い事や食事などを強制する親。
些細な理由で激昂し、私の胸ぐらを掴んで「ここは私の土地だ！あんたなんか住まわせてやってるだけだ！出ていけ！」と罵る祖母。そんな扱いを受けても誰にも守られない子供。そりゃあ安心できなくないか？って感じです。
全てを背負って、自分の責任だと思い込んでた。でも私がおかしいのは私だけの責任ではなかった。

乙原先生の治療を受けるにつれて私の身体の不快感が消えていきました。心療内科で何度説明しても「それに関してはよくわかりません」と冷ややかな対応を受けていた内臓の不快感が最近は起きないのです。
半年くらい来なくても普通だった生理が、一般的な生理周期に近づいてきました。「生理日の予測ができる人が信じられない。人生で一度も普通の周期で生理が来たことがない！」と思っていた人間なので、これは猛烈にすごいことなのです。
さらに幸せなのは、人の輪の中に入っていっても不愉快じゃない。それどころか人と一緒に居ても「楽しいかも」という感覚がわかってきたのです。
今までは「完璧に振舞わなくては」と誰と接するにも緊張しながら、自分を透明なバリアで守りながら話をしていたのに、バリア無しで適当に話すように変わってきました。世の中に対するガードが下がってきました。これは本当にラクです。
私の身体が変化してきたことや、人と居ても嘘じゃない笑顔ができるようになったこと。「普通の人は幸せそうで良いなあ」って今まで思ってきたけど、私が想像する「普通の人」に私は近づいているように感じます。
私の知らなかった美しく優しい世界がこれからもっと見えるのかもしれない。そんな感覚です。

私は自分の思っていることや感じていることを話して伝えるのが苦手なのですが、乙原先生は好きな時にメールしてもOKと言ってくださった。
文章にして思っていることや感じたことをメールでその都度乙原先生に伝えられた。これが私の治療には大きく役立ったと思います。
乙原先生、私はこんなにもラクになっています。本当にありがとうございます。