以前 クライアント様と 『性欲って一体なんなんでしょうね』
というお話になり
その時は簡単に 『そのあたりのことをブログにかきますね〜』と
お応えして 2週間
あれからずっとこのことを 考えていたのですが
ごめんなさい
なかなか うまい表現が浮かんでこないのです
(だけど 私は女性からの視点で)
このご時世の『性欲』というものの捉え方は
やはり まだまだ 不自由だなあと思うんです
『性欲』って 男性だけの専売特許のような感じ
けれども 我々 女性にも もちろん在るからこそ
ここまで 命が受け継がれてきたんですからね
しかし夫婦でも
よく聞くのは 家庭内レイプのような 夫婦関係です
奥様が 自分のいいタイミングを言い出せなく
なおかつ したくないタイミングを言い出せない
これは 女性からすると
非常に苦しく 虐げられている感覚になります
なんせ 自分の身体に異物をいれる行為ですからね
すこし 男性にも想像してほしいなあと
思うところであります
その気にならないのに
喉もとに にんじん 突っ込まれる感じですよ
しかし これは
男性にも言えることなんでしょうね
男性だって
その気にならない時がありますしね
いずれにせよ
気持ちがリラックスして
相手との関係に 『安心・安全』が感じられ
その時の自分が感じている感覚を
素直に出し合えるパートナー同士というのは
とても かけがえのない存在です
しかし その『性に対する自分の感覚』というものを
現代は 割と操作されているのではないのかな と
私は思うのです
『古事記』を読んでいて
男女の神さまが 初めて結婚する時に
女性の神さまから声を掛けたことで
2人からのはじめての子供は 不具の子供となり
神さまとして カウントされず 海に流されたというお話
なんだかな…と
不思議な感覚になるのです
神様が
男と 女の 声の掛け方だけで
差異をつけるんかなあと
神話って
それぞれの民族や国の メタファーや暗示
そして アイデンティティの元となっていたり
万能感のタネとなっていたりすることが多いのです
だけれども 古事記が編纂されるより ずっと前
古代 縄文の土偶は女性をモチーフにしたものが多く
おおらかな土偶を 私はたくさん
長野の遺跡でみたことがあります
男性と女性 そして ジェンダー
どういった状態が ニュートラルな形なのか
私には わかりませんが
まあ でも
お互いが お互いの性差を
どんなかたちであれ
誇れるような 世界って あると思うんです
それこそ 色彩のグラデーションのように