私たちの祖父、もしくは祖母という存在は『戦争世代』を生き抜いてきた世代であります
だから
どことなく超人的な、
この現代に生きていながら、なんとなく居心地が悪そうに見えてしまうという世代（当社の感覚ですが）
今の現代は、安全だし
若者は肌を露出した格好でも危険はそんなに無いし
贅沢は敵なんかでもないし、むしろ贅沢を仲間に引き入れたい人が多く居て
ご飯もそこそこ食べられるし
思想が違うからと村八分なんかもないし
病気にかかればお医者さんは町に沢山いるし
何より自分の生き方を自分で選べたりすることができる
戦争中から見たら
『夢か』という世界が
あっという間に、それこそ70年もの間に出来上がって
今その夢の世界にいるのだ
今のお年寄りは不思議な世界線を生きているのではなかろうか・・と思う時があります
小さなころは
『神』を天皇陛下だと教えられて
でも実は
ある日を境に『実は人間だったんだよー』となる
そのような感覚はどんな感覚だったのだろう
想像してみるしかないけれども
多分、
私がその時代にいたならば こう思うに違いない
『茶番だ』
ーーーーーーーーーーーーーーーー
総一億が壮大な洗脳に罹り
『神様は天皇だ』と、『そのためには命を捧げることが何よりなのだ』
という教育をなされて
そしてそれを真に受けた、町の人々が
『天皇のために』とその洗脳の動きを強めていき
作られた思想に染まらない人を『非国民』と警察に突き出す
といった世界は
私には本当に恐ろしくうつる
戦争が怖いのではなく
人が『自分で考える力を失い、操られていく』と言ったことが本当に怖い
これは
私がいつも根底に抱えている恐怖でもあります
洗脳や催眠の怖さ
ーーーーーーーーー
小さな頃に流行った本がありました
小学生の頃です
それは『おまじないの本』
好きな相手に振り向いてもらおうと
例えば気づかれないように相手の背中に向かって何回かおまじないの言葉を唱える
とか
月夜の晩に
お皿に水を張って そこに月を移して 願い事を言うとか
そんな他愛もないことを書いた本だったのだけれども
それはものすごく 流行っていて
それを不思議に思ったものだ
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
人の気持ちをいうものは
誰かが操作できるものなのか？
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
けれども、どうやら人間というものは
『人の気持ちを操作する術』を体得しているらしいのです
それは恐怖で相手の心を縛ったり
自立できないようにして支配したりする
ーーーーーーーーーーーーーーーー
何故 人は人を支配するのでしょうか
ついぞ最近まで日本であった戦争のことを考えてみると
どうして日本は戦争への道を選んだのかということが不思議です
そしてその戦争に勝つために
ある、やんごとなき方々を『神』に仕立て上げて
神のためなら命も惜しくないと洗脳に励む
その心は？
と不思議になる
一体 誰がなんのために
ーーーーーーーーーーーーーーー
本屋を覗くと、その時代を表したものがよく売れているけれども
いっとき
『相手の心を操る本』とか『催眠をかける本』というのが流行った時期がありました
{なんで
そんなに人を操りたくなるのか}
という自分の心と向き合った方が、はるかに平和になるのに
どうして人は自分と向き合わないで
他人を変えようとするのかなあ思うのです
ーーーーーーーーー
そんな、思いっきり
お国から洗脳を受けた世代の方々が
いま、世界をどう認識しているのかということが気になります
そういえば
数年前に、本気で『催眠もしくは洗脳を解く方法』というのを
探していた時期がありました
ありとあらゆるところを探したけれども
実はこの方法は無いのです
私の師匠の1人、現代催眠の先生も言う
『かけるのは簡単だけど、とくのは難しいよ〜』
催眠に入れたり
洗脳をかけることはめっちゃ簡単なのに（YouTubeなんかでも紹介されてたりするらしい）
催眠、洗脳をとく方法というのは確立されていないのだ
これはかなり恐ろしいことで
私たちは浴びるように洗脳やら催眠を受け続けているのに
そこにダウトをかけられるくらいの正気を保っていられるのだろうか
ーーーーーーーー
催眠と洗脳をとくには
『毒を持って 毒を制するしかないよ』と師たちは言います
かけられる洗脳が強ければ強いほど
それの解毒は強いもので『相殺』するしかありません
催眠の先生が
よくその解毒をするところを見せてくれたけれども
最初に入った毒（洗脳）が抵抗したりすることもよくあって
割と大変な作業なのです
Instagramはじめました カウンセリングルームの様子を よかったらご覧ください
