声で育てる

声の色と書いて『声色』

『コワイロ』と読みます

 

カウンセリングでは『言葉』でもって
解毒をしていったり
橋をかけたり
薬として使ったりしますが

私が一番重視しているのは『コワイロ』です

声の響きとも言いましょうか

耳での記憶はとてもいい方で
私は、この場面ではこの人は『こういった声を出していた』というのを
耳コピしているようです

カウンセリングでの内容より
『この方はこの時に こういう声を出していたな』と
いう記憶の方がダイレクトにつながれます

その記憶にある方の声の出し方に自分を重ねてみて

『ああ、こういう感覚を持っているのか』
と なんとなく伝わってくるものを大事にしています

骨伝導とも言いましょうか

このあたりの共鳴はもしかしたら
声の場合は骨伝導チックなところを響かせているような感じです

 

言葉は時に『隠れ蓑』を まといますが
『コワイロ』というのはそのままダイレクトに表現されるものです

嘘の響きの声色は
上顎のあたりから出すことが多いです

歯が浮くようなお世辞 と言いますね

確かに歯が浮いているような声を出すのです

 

またお腹の奥底から出す声は割と『インナーチャイルド』の声が多い

 

コミュニケーションをするときに
人はうまく『いい内容』を喋ろうとかしますが

私はそれよりも相槌を打つ時の
ご自分の声の響きに注目されてみたらいいと思うのです

『うん』という言葉に乗せる『響き』をご自身で感じてみてほしいです

壁を作っていたり
空虚な感じがしたら
要注意です

コミュニケーションを『型』でとっている可能性が高いです

なのでどうして『型』でコミュニケーションをとるようになったのか
その経緯を探っていきます

言葉に感情が乗る
・・と回復の兆しであるとはよく言いますが

言葉に感情が乗るというより

言葉を『身体のどこから発しているか』が
『響き』を生み 空気感を作り出すのだと思っています

 

私の母は
眼球のあたりから声を出す人で
私は本当にその声が苦手でした

常にある怒りが声に乗ってくるので耳がやられてしまうのです

 

ストンとした素直な声色は
ほとんど延髄から仙骨あたりまでの
脳幹のところから出ます

身体の中心です

一般的によく聞く『チャクラ』から出ている声だったら
問題はないとみます

 

ご自身の声がどこから出ているでしょうか

私はカウンセリング中は背中のあたりから声を出しますが

カウンセリングが終わると
鎖骨あたりからの声に変わることが多いです

 

怒っている時の声は横隔膜のあたりから出ることがほとんどです

 

ため息の声は割と色々な部位から出ます

 

笑っている時の声は
背中の真ん中あたりから出ます

 

私たちは相手の声を聞いて
無意識に『どこから発声しているか』を割と的確に把握しています

子供は特に親の声の出し方をよくみているものです

 

私、すごいなあと思ってよく観るのですが
『となりのトトロ』に出てくるお父さんとお母さんいますよね

本当に響きを大事に演技されているのです

言葉やフレーズはは朴訥としていたり
シンプルなのです

引っ越ししてきたサツキとメイとお父さんがが新居で作業する時の

『こらこら 雨戸が開けられないじゃないか』という
有名な?フレーズがありますが

この言葉に乗せられた
『愛おしい』(私の解釈ですが)という響き

その言葉に乗せた響きたちで
子供たちは心を育んだんではないかと

アニメではありますが、。

 

言葉よりも『雰囲気』『響き』といった空間が
回復にも必要なのではと思ってカウンセリングをしています