インナーチャイルド と解離 の違い
インナーチャイルドは
大人になった人間の中にある『幼児期の自分の人格』
とみています
ポイントは『対話をできること』
今、実際になんとなく自分の中に
『在るなあ・・』と感じるのは
インナーチャイルドと言っていいと思います
こちらが認識できるのはインナーチャイルドでしょう
そしてこのインナーチャイルドは育てなくていいです
無理に大人にしようとしなくていいです
このインナーチャイルド達が何より望んでいるのは
『一緒に時間を過ごすこと』
『大人になった自分と対話ができるようになること』です
私たちは『天才性』もみていきますが
才能というのは
子供の頃から存在するものなので
インナーチャイルドの中に(複数いる場合が殆どなので)
『スーパーインナーチャイルド』と評して
それが存在するか探していきます
それとは別に『リソース』と言って『才能』や『長所』も
他の場所に存在します
独立したインナーチャイルドが持っている場合もありますが
大抵のリソースは『生き様』に出てきます
『努力家』とか『審美眼』とかですね
『スーパーインナーチャイルド』は殆どが
『発達』と関わってきます
・・なので
五感に関するものが『天才性』として顕れています
『耳が過敏すぎる』
『色彩感覚が人と違う』
『文字に色が見える』
『音に形が見える』
この感覚は生きていくのに とても辛いものを伴うので
ご本人も苦労されている場合が殆どです
なので早々にご本人はこの『スーパーインナーチャイルド』を
凍結したりしています
認識できたとしても『つまらないもの』として
取るに足らないものとして 自分で扱っていたりします
また学校教育の中でもすぐに『芽を摘まれてしまう』場所です
集団生活を重んじるなかでは
『過敏』というのは
『神経質』などとあまり良い見方をされないので
一括りにされて 放り込まれてしまいがちです
なので『スーパーインナーチャイルド』
つまり『天才性』をお持ちの方々は
集団から少し 精神的な距離を置けるようになった時に
戻ってくる場合が多いです
=====
対して 解離ですが
これは『幕』が変わると表現したい感覚になります
個人が変わるとか そういう類ではなく
舞台装置自体が変わる
今まで晴天だったのが 今日に土砂降りの天気になる
明るく照らされた舞台が 急に暗転する
ドラマにいきなりCMが入る
そんな感覚です
なので 切り替わったご本人はわからないのが解離の特徴でもあります
顔の感じも変わってしまいますし
筆跡も変わります
洋服の趣味も変わりますし
食事の好みも変わります
熟練した精神科医は 解離を見るとすぐにわかるらしいです
切り替えスイッチがどこに有るのかは
私は以前は主に『睡眠』で切り替えをされていたようですが
コントロールは不可能でした
スイッチは脳の中心の『あるところ』と
今になればわかりますが
自力で切り替えるのは無理です
そこに行き着くには
極限に怒るか 極限に泣くかしかありません
その『あるところ』がいくつか 私はあり
『統合』するときの感覚も何回か体験して分かってきました
もちろん先生に統合してもらったりしたところもありますが
どうしても『疑いたい』『信じられない』という解離の部分と
『もういい加減、人を信じたい』という部分が結びついた時の感覚などは
脳の中で 何かが結合してスパークした感じがありました
『言いたいことを言いたい』と
『言いたいことを言ったらダメだ』を結合した時も酷かった
もちろん怒り狂っていましたし
その大泣きする『きっかけ』というものを通して
自分が何を選択したいのか という『究極』を
脳の限界部分で泣いて『結合』させたのですが
これ、クライアント様だと
『なんとなく結合した』という方も多いのです
私のように毎回 大騒ぎをして『結合』させている方ばかりではありません 笑
また 多重性をもっていても
ご本人が不便を感じない場合は
こちらも 介入はしない場合がほとんどです
不便を感じたままで
解離の状態の『ある部分』で普通の人に対峙すると
時空が歪みます
ヒリヒリした感じになり
自分自身も 脳に負荷がかかります
けどうちのクライアント様達
解離がある方って
パートナーが急にできたり
パートナーがもともと居たり
パートナーと関係が変化したり
仕事が急に変わったり
引っ越ししたりと
いつの間にかいい方向に変化してたりするから面白いのですよね
そんなんこんなで
『なんとなく楽に変わってきました』というクライアント様達の
心の舞台裏では
このように『何かが進んで』いるのです
Instagramはじめました
カウンセリングルームの様子を
よかったらご覧ください