『カウンセリング』だからと
一方的に手当をしたり トラウマを癒したりはしません
私は『カウンセリング』だからこその その『時間』をかなり綿密に計算してカウンセリングを進めています
クライアント様が『自分の人生を選択する』ということが出来るようになるまで
こちらは着々と準備をしています
その準備は『妄想に逃げる癖を閉じたり』
『影響を及ぼしてくるものから結界をはったり』
『身体を整えたり』です
準備の中で一番手間取るのは やはり『妄想に逃げる癖を閉じるところ』です
『妄想』と『欲望』は近しいところにあり
だからクライアント様の『欲望』を適切にみていくことが必要になります
それにはジャックラカン（フランスの精神科医で精神分析家）の
『人間の欲望は他者の欲望である』という有名な言葉を念頭に置きながら
みていきます
たまにオリジナルの欲望を持っていらっしゃるかたもいますが
それはそれで また別にお話しするとして
大概の人間は 他者の欲望により生きています
この意味するところは 人により解釈が違うわけですが
その人それぞれの解釈を
カウンセリングの中で分析し
『この人は 何により生きているのか』を見ていき
それが不便であると ご本人がきちんと思った時点で
私たちはすぐさま介入し
その『道』を閉じる方向で介入をしていきます
そして最も自然な『欲求』を感じたらば それを軸として
自然なコミュニケーションができるように支援していくわけなのです
ちなみに『欲求』と『欲望』は違うものです
それもカウンセリングで紐解いていく大事な要素です
みなさんは
自分の欲求って何だと思われますか
自分の欲望って何だと思われますか
少し話は変わりますが
私 最近誕生日だったのです
で 実は誕生日がものすごく苦手で 毎年 熱を当日出していたのです
何故いつから
こんなに誕生日が苦手なのかはわからなかったのですが
今年は熱を出すわけにはいかん と 私は避難をしていたわけです
いつもとは違う誕生日を迎えて まあそこそこにその日も無事に終える雰囲気だったのですが やはり夜中に熱を出したんですよね
そこで痛む身体の節々と寒気を感じながら
頭を捻って 何回も考えてみたのですが
やはり思い当たることは そんなに無さそうであって
けど そこで ラカンの『欲望は他者の欲望である』が
何故か頭に浮かぶのです
誕生日って『誰かに存在を祝福されたい』とかは私にも感じるのですが
何故かそれを『人に祝福を望むことは非常に申し訳ない』みたいな感覚があり
まだ そこが私の中でも葛藤となっているようです
とはいえ
年に一回だし
今年は当日自体は無事に過ごせたので まあよし とします
人生には『なぞ』はあったほうがいい
。。
というのは 私の実感でもあります
最初から全てコントロールできて 答えがわかっている人生より
少しミステリアスなほうが面白い
とはいえ 来年はどうか熱を出しませんように 笑
どなたか私のこの『なぞ』のヒントがわかったら教えてくださいね
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