セラピストの弱点

フロイトは 酷く 偏った見方をする人だったから
『中立性』にこだわって
精神世界に向き合った人だったという

けども 本人は ママンに溺愛された、ある意味弱さがあり だからこそ 『性』に対して 個性的な見方を指し示した人でもありました

ユングも
ウィニコットも
その他 沢山いる
歴史的に有名なセラピストは 皆

『自分に足りないもの』を補う療法や 論理を
見いだしました

何故なら それは
『自分が 常日頃 自分にとってマイナスだと
感じている分野』だからです

だから 表に 療法を出したならば

ある意味
それは 治療家の 『弱点』でもあります

 

私は
ずっと 自分が
『何者か把握出来ない』が為に

自分が
『外部からの刺激に対して どう反応するか』
という事を捉えられるようにと

『自分取り扱い』の方法が
まず 始めに メソッド的なものとして
出来上がりました

自分が 1番 困っている分野だったので
把握する為に
『ブラックボックス理論』的なものを
クライアント様に説明し

それを使って
自分が何をどう 感じるか を
いつも 分析出来る技を 身に着けてもらっています

これは
『解離』や 『境界性パーソナリティ』の方々に
1番 受け入れられやすく
しかも ご本人も
案外 楽しいらしい…という
一石二鳥な 方法

 

他にも 現代催眠での『言葉』の使い方や
『リフレーミング』は

自分の中での
ネガティブを ポジティブに 変換出来ないかと

小さい頃から 毎日毎日 模索していた結果

今の
カウンセリングに生かされている

だから あまり
ここには 労力は使わずに
普通に力を抜いて カウンセリングが出来る

 

その中でも
私が 1番 気を遣っているところが
クライアント様との『依存関係』であります

クライアントと セラピスト との 依存関係

カウンセリングにおいて
私は 『導き屋』にならないようにしています

私は
クライアントと 相互に
謎解きをしていく という 関係性を維持する事を
とても大切にしています

クライアントを 退行(幼児化)させる
カウンセリングは ただの 『洗脳』です

セラピストは むしろ
クライアントと 『発見』していく
…という 共同作業を 進めていくのが
1番 エレガント。

だから 私達、セラピストが
絶対 奪ってはならないのは

『クライアントの体験』

なのです

これは 私が 子育てで 学んだ
1番 大切な教訓です

他人の気づきや体験や洞察を 奪うような
導きは
『えせ宗教』

なんで、私がこんなに ここに
熱くなってしまうかって

『えせ宗教』に 洗脳されかけて
危うく 自分を失いかけて
自分の感覚を 明け渡してしまっていたからです

明け渡すと 考えずに済むから楽ではありますが       自分がどんどん 他人の考えに染まっていきます

考えずに済むってのは 単なる『癖づけ』されている状態にしか過ぎなくなってしまうのです

本当は 『考える』って とても素晴らしい事なのです

間違えてる とか 合ってるとかではなく

吟味する

味わってみる

試行錯誤してみる

試してみる

これらは 小さい頃 誰しもが やっていた

とても大事な素晴らしい作業でした

そこを 明け渡してしまった経験があるから
支配は 私の『弱点』でもありました

だからこそ

『自分で考えるチカラを 取り戻す』

これは 我がチームの
理念でもあります

 

 

 

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