押し込めた力

現代の思考形態なのか
世代なのか
私は 非常に 『平等』ってものにこだわっていて

もしくは 囚われて生きていたのだなぁと
わかったのは つい こないだの事であります

自分が平等に扱われないことにも
憤りを感じていたのだが

自分が相手に
平等に接することが出来ないことに
申し訳無さも かなり感じているのだなぁと
気付いたのだ

誰にでも 平等になんて無理だよね…笑

(ちなみに 現在はカウンセラーとしては
平等というより 風景をみるように
クライアント様をみるようになりましたが)

平等に! という事こそが 不平等を
発生させるんだなともわかったのだが

また 平等にこだわることが
自分を押し殺す行為であったなぁとわかった

それは 私が 『私の為にしていた選択』だったのだと 気付いた瞬間

なんで
そんな選択をしていたのかを

深く 深く 潜って内観してみたならば

簡単に言ってしまえば

『差別されたくない』という悲しみと

自分自身も もし優れたほうにいたならば
無自覚により『差別するかもしれない部分』
により

葛藤が生じていて

私が『差別されたくない』と 押したら
あちらは
『お前だって そっち側だったら差別するだろう』
と 押し返してきて

苦しい

エネルギーが 両方向から押し合って
そこの一点に かかるから

まるで
地球のあちら側からきたユーラシア大陸と
地球のこちら側からきた北米プレートが

出会ってぎゅうぎゅうと押しあっている
『日本の中央構造線 』のようだ

そう、
『葛藤』ときくと
私は 大陸と大陸がぶつかり合っての風景が
浮かぶのです

長野県にある 152号線

小さな国道ではありますが

右に見える山と
左に見える山の 土の質は 全然違っていて

地層が見えるとこでは
本当に全く違う 土質同士が 出会っているのだ

チョコレートケーキの断面と
チーズケーキの断面が くっついちゃったような
風景であります

車で走っていると
樹々に覆われていて まるでそれらは
普通に続いているようだが

全く反対の地球の🌏通り道を ジワジワと
お互い 進みながら

この道、152号線で 反対側からきた
相手と出会ったのだなぁと

お互いを
初めまして、とか
山々は思うのだろうか とか

いや 押し合って 地球の内部に
どちらかの大陸が引き摺られてたりもするしなぁとか

葛藤から 想像は飛びすぎたが

ちなみに152号線上って昔 『ゼロ磁場』があり
流行ったところでもあります

やはり
ぶつかり合い
せめぎ合うところに

エネルギーは生まれるのだ

で、
そのエネルギーを新たに有効に使ってみる工夫を
日々のなかで模索するのが
私たちのカウンセリングの (持っていき方)になります

私なら
(宗教)(性的トラウマ)(障害)(母親からの虐待)なとが
葛藤の源にあり

簡単に一方を『悪者』にして解決は出来なかった

それを エネルギーに転換するのは
自分自身への挑戦でもあり 自分だけの挑戦でもあり
とても孤独でもありますが

その先に『在った』のは あの『安心感』でした

 

 

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