時間がない
忙しい
暇がない
私たちは 大人になるにつれて
これらの言葉が
骨身にしみてしまっている世代ですが
一体 時間て なんなんでしょう…と 思うのです
あの頃 たくさん時間があって
ゆったりと たゆたう時間は
それはそれは リアルな実感があった
小さな頃は
時間というものに
触れることが出来ていた気が するのです
現代催眠を習い
先生がたから話を聴き
トラウマ治療を進め
私は次第に 今 時間を取り戻しつつあります
『モモ』という お話があって
大好きなミヒャエル エンデの童話で
時間泥棒から 人間たちに時間を取り戻す
女の子のお話なのだけれども
モモも 周りの人間たちも
なにより素晴らしかった時間というものは
空想をし
人の話に耳を傾け 聴き 歌い
笑い、泣き
そして
誰かのことを想う時間こそ
生きる時間の花なのだと
そういうお話だが
全くもって
モモのお話は 現代に通じるお話だと
あながち
ここに出てくる時間泥棒は
支配者みたいなもんなんじゃあないかと
思ったりしながら読んでおります
支配者って
この無駄な時間とかを
ひどく嫌います
また支配されているときってのは
早く!早く!と焦り
お金を一銭たりとも無駄に使えないとなります
今 あるものに 目を向けられくなっている状態
トラウマ治療をすると
時間の感じ方が変わります
ゆったりと 時間が流れるようになります
さて
明日も 時間泥棒から
時間を取り戻す戦いをしなければ
あの頃 感じられていた
あの感覚を 取り戻すことが
まず の一歩になります
乙原