現代催眠の真髄

こんにちは

吉本先生の右腕だったという
そのお爺さん先生は

お爺さん…というほどではないのですが
熟成感が半端ないのですよ 笑

ただの人間ではないオーラ

しかし
若い頃は 厳しかったんだろうなぁ
…なんて 思ってしまう鋭さもあり

だから
私、自分の感覚を説明するときに
躊躇しまさした

そんなものは 当てにならない、とか
そんな事を この方に
言われてしまったら 落ち込むなぁって

… 以前までの職場や環境では
その感覚は 取り除けと
言われてきた

だけども
外に出てみたならば

反対にスーパーバイズは
その感覚を在るものだと言い

今回の紹介状には
「ゴーストバースターズ的な同盟」と
書いてあり
ちょっと笑ってしまったのですが

お爺さん先生は
それを ニコニコしながら読み

そして その感覚について
詳しく聞きたがっていました

「それって、見えるの?
聞こえるの?」

「浮かぶ感じに近いです」

ウンウンと
嬉しそうに うなづきながら

お爺さん先生は
吉本先生のお話をして下さり

そのなかで とても
私に落ちてきたものは 吉本先生の言葉で

「人を動かすことと 治療することは違う」

と 仰っていたということ

そして
「言葉のもつ力」についてのエピソード

吉本先生は 最後まで
無意識は無意識としており
「無意識さん」とは言わなかった

確かに

無意識に さんづけ すると
自分だけのようなもの…になるような

擬人化され また 別の風合いと
イメージが出来上がっていき

個人、 人それぞれに
無意識が 出来上がっていく

その流れを
吉本先生は 遠く彼方に
見ていらっしゃったのか

何故 お爺さん先生が
そのエピソードを 話してくれたのか
わかりませんが

言葉のもつ力
というものを とても 大事にしていたと

そして
「支配者」
その言葉のもつ力にも
吉本先生は 言及していらっしゃった

その言葉が
どういう影響を与えるのか

治療というものが
どの方向に向かうものなのか

その話を聞き
また
お爺さん先生からの 話もきき

私は 味わったことの無い感覚になりました

言語化出来ない

最後
お爺さん先生は
私に

「ヒポクラテスの誓い」

というものを教えてくれました

医学生の教科書に最初に載ってるその言葉

「まず 傷付けるな」

治療というのは
まず 傷付けないということが
前提なのだと

私は それを聞いて
何故か 泣きそうになりました

傷付けるということは
相手の領域に侵入するという行為

クライアントを 都合で 放っておく
なども 傷付けることになる

クライアントは 治りたくて
自己開示をしているのを

それを捨てる行為をする人間が
トラウマを どう語れるというんだいと

吉本先生と お爺さん先生が
見ている世界は
とても 傷つけない世界なのでしょう

そして

苦しみは 根本は全て
同じとこからきているのではないかと
吉本は言っていました

と お爺さん先生は言うのです

ずっと 私が
小さな頃から 虐待をうけてきた理由

私は そこに
初めて 希望を見たとともに

今 私と一緒にいるクライアントさんの希望も
見たような気がしたのです

乙原

催眠の先生から聞いたカウンセリングと指導は
乙原と高之瀬が2人で 同時に受けており
ブログ上で 公開するにあたり
2人の見解を確かめた上で 出しております