クライエント様からの声 case74 そんなこと言えない 

今回はクライエント様のケース74になります

このかたは本当に長くこちらに通われている方です

トラウマが多数あり
かつ、親からの恐怖心や支配が強固にあった方でした

 

コツコツとカウンセリングを続けられましたが

とにかく
・・課題がすごい!

色々な『恩恵』がもたらされる方でもあります

(事件も多いけれども)

 

その恩恵も、事件も
一つ一つ丁寧にクリアされていきました

このかたのいいところは
『信じやすいところ(短所となると騙されやすいところ)』であります

自分を信じられなく
他人のいうなりになるように育てられてしまったが故に
周りからの声を真に受けて信じ切って依存してしまうということもありますが
だからこそ
周りに『いい人』が多く配置される場所にいく必要がありました

 

『信じやすい人』というのは
周りにいい人がいれば、周りとの関係も素直に楽しめて
コミュニケーションも取れて
まわりからも大事にされる人になりますが

周りが『搾取する人』や『利用する人』が多く存在する場所では
とにかく疲弊するような役回りを押し付けかれて
へとへとになる

でも断れない

それに『搾取する人』というのは『信じやすい人』を手放さないので
(何故なら利用価値があるからです)

なんだかアンバランスで歪な関係だけれども
強固な結びつきが出来上がってしまっているということが多い

 

なので、まずは『自分が損な役回り』をさせられているということに気がつく必要がありました

 

しかし
これが割と難関でした

搾取する方は
『搾取していることを見破られないように』
上手く損な役回りを押し付けているにも関わらず

言葉掛けとしては
『あなたがいるからできるのよ』とか
『君がいるから助かる』など といって『いいとこ取り』をするのです

これは心理の世界では『混乱技法』と言われ

言ってることと、やってることが真逆で混乱させることで
その混乱中の脳内に乗じて
また他の『支配』を入れてくるという方法です

 

私も親から経験がありますが、
本当にこの混乱技法って 頭がバグるのですよ

殴ったあとで『あなたを大切に思ってるから叩いたのよ』とかいうやつですね

そう、これはDVの手口なのです

これを搾取する方がさらりと自然に使うので
こちとら、ヘビに睨まれたカエルのように動けなくなってしまう

 

私の経験としては
親以外からの、この混乱技法での支配をされたことがありますが
この技法を知っていても
それでも、やはり混乱するものなのですよね

人間の脳というのは
相手の『企み』に対してほとんどの人はそれほど免疫があるわけではないので
(サイコパスは分かっているらしいけれども)
まんまと罠にかかってしまうのです

 

というわけで
見事にこの罠にかかっていた方を
カウンセリングでどう、『催眠(洗脳)を解いていくか』という方法は
逼迫したものでもありました

介入で『搾取してくる人の本当の姿』をどんどん見せていって

それがいかに
自分からの養分で生きながらえていたかを知る

それは、今まで信じ切っていた人の本当の姿を見ることになるので
目を背けたくなるシーンも数多くありましたが

でも、これが『本当の世界』もしくは『真実の世界』。

催眠やら洗脳やらが徐々に解けてくるに従って

なんだかわからないが世界から降ってくる課題の数々・・

自分の甘さや依存心や虚栄心など
『鬼になりかけ』ていた部分や
鬼に食われかけていた部分を認識して

それを取り戻す処置をせざるを得ないような課題が
世界から次々と出されるので

こちらもなかなか大変でした

 

なんとまあ気力が必要なんだとは思いましたが
このかたの強いところは
『信じる力』なので

カウンセリングも、なんだか信じていただいて

課題をとにかくヒーヒー言いながらもこなしていったら

この度、
面白い出会いに巡り合ったのです

 

パートナーとの出会いではありますが

ちょうどこのかたは『1人で生きていこう』と自分を信じて依存心なども捨てて
色々と解消して生き始めたところでの出会いでもありました

『1人で完結できる悔いなき人生を生きる』と決意され

『後悔はあれども その後悔と共に生きつつ
自分の人生を人のために生きれるようになりたい』と歩き出した途端に

パートナーとなろう方が現れて

それは過去に残してきた
『もう一回関係性を構築してみる』という課題でもありました

しかし、ここでもお相手のその方も一筋縄では行かないところが
『世界の はからい』 の現れです

めっちゃ個性的な面白い方らしいのです

 

で、いの一番にこの関係性ででてきた課題というのが

『今度こそ自分の感覚を信じて恐れずに伝える』というものでした

 

嫌われようとも
伝えてみる

という課題ではありましたが

『嫌われたくない・・!!』と慄くクライエント様でしたが

でも課題は課題

取り残すと
またいずれ、この課題は出てきます
もうこれはどの方のケースでも、そう。

逃げても逃げても
課題というのは追ってきます

 

そこで具体的に
何をどう伝えるか・・?となった時に

相手に自分の感覚を伝えるべき言葉が、『それ?』と
私も驚きましたが

『結果皆んなが良ければ全てよし』がモットーなのです

ちなみに
この課題が出た時に
次にくる課題は、おそらくすぐ来る『伝え方の課題』だろうなあ・・

親と同じ言葉を使ってしまっているという自分に気づくというのが
課題としてくるよなあ・・
と思っていましたが

その課題は見事
次週の課題として来たのです

しかも、今は離れた違う人からの『本心』も贈り物のように届けられてきましたね

それを聞いて
どんなに心が癒やされたことかなと思うのです

こういうことがあると
世界というのは繋がっているなあと
無意識下で離れていても連動していると感じさせられます

世界の課題の出し方は本当に面白い😇

でもそれはまた別の物語📕で

では今回の物語ケース74をどうぞ。

 

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