運命のスイッチ

自分のあまりにも『言葉』の少なさにもどかしさを覚える時があります

なので私は
言葉を『仕入れ』にいく時があります

それは沢山の本からなのだけど

お気に入りの作家さんの本を何冊か手に取り
無我夢中で読んでいきます

言葉というものは不思議で

仕入れれば仕入れるほど

自分の中に『色』が増してくるようなニュアンスがあります

トラウマ治療のカウンセラーとしてやっておりますが
クライアントさんを見ていて思うことがあります

それは『言葉』が少ないということ

自分の『想い』や『感情』『感覚』を人に伝えようとする時に
『語彙』が少ないのです

なのでカウンセリングでも
カウンセラーに言葉を伝えるのがとても苦手だという方は多いです

こちらが
『何でそう思ったのですか』
と尋ねても

『知らない』
『わからない』


自分の心の動きを細やかに見ていくということを
していない方が結構多いのです

けれども人間ですから

『イライラすること』や『悲しいこと』は感じるわけで

その感情を『いけないもの』として
『やっつけよう』とする人がとても多い

『イライラ』することは誰にでもあります

おそらくお釈迦様にだってあったと思います

お釈迦様がなぜ悟りを開けたかというと

『イライラ』や『恐怖』をただジッと感じ続け
それと根気よく付き合い・そして手放しつづけたからなのだと思います

自分の中に沸き起こる『不安』『恐怖』『苛立ち』『僻み』などが
どう立ち昇ってくるかを

ひたすらに見て

その動きを観察して

観察しまくって

そして『お手上げ!』となった時に
悟られたんだと思う

『業』という言葉があります

カルマとか『ゴウ』とか言いまして
それは
『昔やってしまった過ち』などが戻ってくるよ〜〜的な意味合いで使われることが多いが

実際は少し違います

私が今ここに『ワタシ』としているためには
たくさんの人が関わってきています

母親も関わってきたし
父親も関わってきた

友達も
恋人も
子供も
知らない人も
通りがかりの犬も

ワタシが今ここに『ワタシ』として存在するには欠かせないカケラです

母親が私を昔叩いたから 今ここに『ワタシ』がいます

子供を産んでみたから
今ここに『ワタシ』がいます

沢山の数え切れない人や物との『ご縁』が『ワタシ』と創っている

その『ご縁』の働きを『業』と言います

それは人がどうのこうのいえるような『有り様』ではありません

それこそ宇宙的な緻密で一切の狂いもないような世界がそこにあります

誰と誰が出会うとか
もうある程度決められていると感じます

運命はあるというのが『ワタシ』がカウンセリングをしていて感じる感覚

そして『運命』を変える『スイッチポイント』は一瞬一瞬に散りばめられていて
それに人が気付けば
大きく運命は舵を切るということもあります

舵を切る場合
いわゆる『多次元』に進んでいくポイントがあったりします

こんなこと、ブログで書いていると
頭がおかしい人のようですが 仕方ありません

だって『ワタシ』の見えるものだとそう見えてしまうからです 

介入ではこの『舵を切る』ということが
ワタシには決められていると感じることが多いです

色濃くその人の『未来』がもう定まっているというか

レールが見える場合があります

   

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