母親のトラウマを背負う

最近のクライアント様をみていて
胸が切ない感覚になることがあります

母親が嫌い という感情を感じながら生きていくのは辛いので

『好き』だという感情におきかえる

そう、思い込ませるというのが
愛着障害の 第一歩の始まりなのではないかなと
思っています

よく{『許す』のが 1番の薬になるよ}

と聞きますが
(許せない場合、あるよな)
と クライアント様方のケースをみながら
思うのです

母親が (自分が世界の中心)にいないと
我慢出来ないタイプだと 悲惨です

最近、やっと

母親側からの (告白)が表に出てきて
理解が進み始めていますが

母親自身が 子供に (罰)を与えて感じる
薄暗い快感 を 感じたい

という 心のありようが
ブログなどで 表現されるようになってきました

私も(快感)に
興味を持ち始めたのは 母親がきっかけでした

周りのお母さん達と比べても

私の母親は どうしても
優しい眼差しを持ち得ていなく

むしろ 私を叩いたり 罵倒したあとに
清々した 表情をしていたからです

後々に
これが 罰を与える快感なんだ…

と わかったのですが

母親は 自分が快感を感じるのが
世界基準でありましたから

近所付き合いは もとより

夫婦間の関係も 上手くいってはいませんでした

私は 今のところは
(母親に関する感覚)は 棚上げしています

残念な感覚はあります

(母親らしい母親に愛されてみたかったな)
とは 想像していますが

散々トラウマ治療をしてきて

やっと 私の母親は
(人格障害)だった、という
精神科医から言われた言葉を 受けいれ始めています

人格障害って
色々ありますが

加虐的になってしまう人々って いるのです

もともとの素質があり、
そして環境からボタンを押されて
そのような人格になってしまうんでしょう

だから
加虐的な母親を (好き)にならないといけない
子供達は いい迷惑です

庇護してくれる母親に
加虐的な感覚があるってのは
なかなか、苦しいものがあります

そういう意味でも

愛着障害は
二次障害みたいなもので

母親のトラウマを背負った 子供のトラウマでも
あります

二次障害とはいえ
皆様 本当に苦しんでいるから

母親のトラウマを
もう 背負わなくていいよ

と 思うのです

 

 

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