優しいタオルが投げられていた

ゲド戦記を観ろと言った あなたを思い出して

それならば
まぁ観てみるかと
観てみたらば

自分の親を殺した王子が主人公だった

(親を殺したのは自分)と 迫る自分の影から
逃げてる王子の顔に
私はびっくりしました

逃げてるほうが 影の表情をしているなぁと
思ったです

逃げても それは 私なんだと
わかったときの絶望

だから 一生懸命 土俵から 降りたのです

影に会うために

鬼を出すために

鬼って 幻想の自分を守るためだけの
ものだと気付き

それで
一枚の土俵から降りた数時間後に
また 新たな土俵が表れたりして

大変でありました

容赦が無い

何ヶ月も 土俵から降りて
降りてをしつづけ

負けて 鬼 を 何回も消してきたら

最後に 『何者』が出てきました

それが 鬼の種でした

『何者かになれ』という 鬼でした

『何者かを演じよ、さもなくば愛されない』
という 何かに強迫されたからの鬼でした

けど 影の
あなたが 応援してくれていたから

怒りという形で 私に感情を
投げてくれていて

まるで セコンドが タオル投げるみたいで

ここ、とても難しくて

怒りには
種類があるんだって 理解しました

影からの メッセージは 怒り だったんだね

これからは 仲良くしようと思う

あなたを斬り刻んだりは しないようにする

私は何者でもなくて

ただ
感じるだけの存在なんだな

そうしたら 私のこころの水面に

水滴が 落ちて
波紋が広がっていきました

 

 

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