私がカウンセラーになるまで⑥

まだ
私がクライアントだった頃

自分で 脳の部位をリクエストして
それに 介入してもらう

…という治療を そのあたりの私は
続けておりました

弟が 「水頭症」という脳の病気だった為

自分自身にも
「何か 障害 がある」と
何故か確信しておりました

身体が自分の感覚で動かない

頭の機能がバグってきている 等

治療してもらう間は
脳の断面が いつも見え

また 思考を侵されている部位は

「歌舞伎の隈取り」 の顔が
飛んでくるのが よく 見えました

今 思えば 邪悪の顔の象徴の
1つを 見ていたのだなと思います

発光し 頭のなかで
私を睨みつける これ は一体
なんなんだ

と その時は 映画を観ているような
感覚でありました

 

また 私がよくリクエストしていたのは

時間に関するトラウマでした

これに介入してもらうと

不思議な構造物がよく見えたのを
覚えています

時間って
ラグビーボールのような形なんだ…

と 私には見えました

 

その頃 よく 無意識にきいているのを
データにしていたのですが

無意識からの声などは
右耳から 聴こえる

そして
相手や 対象物の「何か」を見るときは

左眼を使うときが多かった気がします

 

そんなこんなをしながら
エネルギー療法のセミナーを受けてみるのです

ただ その時は

これには もっと 奥があるはずだ
それを知りたい

という 知識欲からでありました

 

表層に見えることではなく
もっと 複雑な 何かがある

また 簡単に 他人に介入できるのですが

だからこそ
きちんと 学んで 納得してからではないと

この技法は使えない

と思いました

 

今 思えば
この判断も良かったのだと思います

エネルギー療法自体が 自分自身が万能感があるうちは
使いたくない

と 強く止めるものが ありました

 

自分の 「我」があるうちに
これを手に入れてしまうと

魂が スカスカになっていき

何か 黒いヘドロみたいなものに
繋がってしまう…
そんな 怖さがありました

私って臆病なのかなぁと

周りで 次々とエネルギー療法を使いこなしてゆく
方々のブログを見ながら

怖いよ 絶対やりたくない と
尻込みをしてしまう自分が
不思議でありました

その後
独立し スーパーバイズや
現代催眠の先生たちと出会い

見立てや 心構えを指導してもらうなかで

あの時の判断や無意識は
私を 助けていたと わかりました

無意識の奥底の
その人それぞれの光は
誰も侵入出来ないし
言葉では、介入できないとこにある

『その人だけの 神聖な領域』で

神とかだって そこには 入りこめない

だからこそ
人は 人としての それぞれの光と輝きがあるのだと
わかりました

また
無意識って 外壁があるのか

他人が侵入してくると わかるのですよね

うちに来るクライアント様たちは
無意識で起きていることを
皆んな理解されている

『なにか おかしい』と
無意識下に 侵入してくるものを
きちんとわかって うちにこられるから

私は
治療は 絶対に クリーンなものしか使いません

だって バレるだろうし 笑

そもそも 『自力』って
『我』が入るので

その方自身の 『光』を
使えなくさせてしまうのかな と

振り返ると 思います

だから 治療に関して
必ず いつも 私は 空をみて

どうか この方の苦しみが
とれるように 私を使ってください


私の『我』を捨てて
その方の『光』が 輝けるように
私を 導いてください

と お願いします

 

今 私が 大事にしているものは
「他力」です

お願い この方の苦しみを
なんとかしてー!

と その時の1番 その方の味方に
お願いして 治療していきます

これが 1番のポイント

その方の1番の味方が
やってくれるのだもの

だから 私たちの治療は
何が その方を 守ってるか…というのも
大事なチェックポイントになっていて

必ず スーパーバイズと
確認する重要事項になります

乙原

 

 

 

 

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