私がカウンセラーになるまで④

わたしは その昔自分自身がカウンセリングを受ける前に

当時の「こころにきく」で
無意識から教えてもらったりしたことは

 

重度の脳障害をもった弟が産まれて
家に母親と帰ってきた時に

「ああ もうここから始まってしまった・・」と思った記憶のことや

母親が自分をみる目線は
笑顔が一つもなかった ということを
リアルに教えてもらい

だけど 意識では 否定している自分がいました

ちいさな頃に
そんな未来予知みたいなことは出来っこない

とか

今まで思い出としてきた 母親を
なにが何でも 信じたいんだという抵抗感

思い出を改ざんしていたのでしょうね

正直いうと いまでも
こころの すみで 母親に 一言でいいから 謝ってほしいと
淡い期待をしている自分もいるのです

しかし 無意識は容赦なく

母親は自分を 慈しんでいなかった

邪険にばかりされていた

という記憶ばかり
呼び覚ましてくるので

いい加減 怪しんだこともあります

その無意識自体が 母親との間を壊すようにしている邪魔なのではないかな、と

しかし
記憶が蘇るたびに 流れてくる涙は

確かに 昔 小さな頃に どこかで 流した涙と同じ感覚だな・・
と冷静に
身体の記憶まで出てきたりするものですから

妙な説得感があるというか

泣いた後 懐かしいような
昔の表情になっていると言いますか

3歳頃の自分が 呆然としているような
感覚になってしまうことが増え

大人の自分では 制御しきれなくなってきている子供が
私の中に居る・・と自覚し始めてきました

 

そして

諦めて
カウンセリングに行ってみようと思いたつのです

 

ただ 無意識に 聞いてみたことで
パンドラの箱が開いてしまったかのような

しかし
無意識の底力は

予言 するところにありました

昔の上司の写真をみるなり
「この人と 喋ることになるよ」と言い出す無意識

「働くことになる」

というなり

私は知らない扉から
見たこともない場所に仕事に行っている映像が
うかんだのです

しかも私は髪を短くしている映像

当時は髪を切るなんて考えてもいなかったので
また わけがわからない 映像を見せてきた・・とおもっていたのですが

その半年後

私は家を引っ越し
髪を切った途端に

「ここで働いてみる?」
とその後上司となる先生から声がかかるのです

働き始めるのは それから2週間後

 

以前
無意識がみせた通りに

髪を短くした私は

引越しした一週間後に

新しい職場に

汐留に 働きに行くことになったのでした

乙原

 

 

 

 

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