Case49 スクリプトを聴いてから

乙原先生

お世話になります。
最近の感じたことをメールさせて頂きます。

自分の中にある葛藤に向き合いました。
この前読んでもらったスクリプトがだいぶ効いていると思います。
どの様に効いているかの言語化は難しいのですが、抵抗がなくなった様な気がします。
物語をおもいだせないのが、面白いですね。
物語を覚えるのは得意なのですが、記憶になく、ビジョンしか残っていないです。

いくつか、感じたこととして、『自分を統合する』
ということの意味がわかってきました。
自分というのは、一つなのですが、それに対して厄介な自分とか甘い自分と言う様に、意識的にラベリングして分断して自分で戦っておりました。

それをただ貼ってあるラベリングで形があるだけだ
と認識して、波の様なもので形になっているだけだなと納得したら、消えていきました。
消えていくとき、その二つが部屋の中に入っていきます。
その部屋は、以前のカウンセリングの際にスクリプトを聴いているときに観た本来の自分の世界で、草原の海、山で、断崖の景色でした。
そこに入って消えていきました。

そうやって向き合っていると、決まって腹痛と頭痛がしばらく続きやがて落ち着きます。

誰かになろうとしてた自分にも気づくことができました。本当にここはしつこかったです。

人と比較することが当たり前の様に一体化されていました。
本当に、経験とか、普通はこう、他の人もこうだったし、まあいいかとか、自分の中で都合のいいことを集めてしまいそれで納得させ、固着させていたことにも気づきました。
これは大きかったです。

自分を責めている自分にも注目していたのですが、責められている自分の方にも目を向けて見ると甘い自分というのがあり、両方とも自分を守ろうとしており、根っこを同じだと気付いたり、興味深いこともありました。

今日向き合ったのは、罪と罰の世界です。
自分は頑固者が嫌いであり、それは自分の中にあるからだと認識して向きあったところ見えてきたものがありました。
それが罪でした。
憎しみを感じたことをその人にも味わって欲しい。
誰しもそう願っているからそうであると認識し苦しんでいました。

報いを受けて欲しいと、そこで頑なになっている自分がいました。
この自分を捨てると、利己的で自分勝手な人たちに蹂躙されるだけだ、と苦しくなり、この葛藤は大きいものでした。

場面が変われば、正義になり、違うときには、悪になる。
都合や状況で相手を悪魔にして怒り狂う。
この繰り返し、この繰り返しであーあ、
こうやって延々と苦しむことになるのかと、
だからといって許すのか、許せない。
たくさん観たときに面白くなってきました。
なぜその二択になっているのかと、その実例もかなりの量浮かんできますが、それは幻想だろ。
と思いました。

この世界から抜けるだけでいいのだと思ったときに何とか抜け出せることができました。
そしたら、かなりの腹痛がきております。
上手く何かが出てくれたかなと感じています。

そして、人の上下や優劣から少し抜けたときに、
やりたいことが見えてきた気がします。