回復には 休養期 と 成長期 があります
私達が 普段 生きているなかでも
起きて活動し、睡眠をとり休息するという
サイクルがある通り
ずっとずっと
良い状態をキープすることが 回復ではありません
うわぁ なんか 気分が晴れた…!
という日を感じられるようになったとして
また 具合悪くなってしまった…
という 訴えは
全員、なさります
実は 気分が晴れた!という時期は 『休養期』で
また具合が悪くなってしまった…
という時期は 『成長期』なのです
ポイントは
その『成長期』で どのような行動や思考をするか
を 私達はみています
具合が悪くなってしまった…という時期に
どういう思考を持ったか
どのような工夫をしてみたかどうか
周りからの動きを どう感じたか
肌の調子は
お通じは
食欲は
また
カウンセラーや 治療に対する考え方はどうだったか
などを チェックしつつ 進めていくのです
それを聞き
その様子を私達カウンセラーが またどう感じたか で
その方のなかにある 『鬼』や『被害者意識』
を 浮き彫りにしていくことになります
それにあたり
援助職の私達は 正直でありつづけることが
いつも 大切であります
また正直な感覚を 共有することを恐れないのも
大事なポイント
お互いに よく見られたい とかは
いらんのです
なので クライアント様からのサインを
放っているようで
常に かなり 細かく チェックをしているのが
私達のカウンセリングになります
それは自分達への 鍛錬の為でもありますし
いつも 自分の中の 感覚に 正直でいる訓練を
お互い し続けているのです
また この仕事をしている限り
自分の『成長期』と『休養期』のバランスも
自分で把握することも大切なことです
自分の感情に 流されたときは
お!流された!と
現実を感じとる強さを 身につける必要があります
クライアントの方々は
私を使って 感情を感じにいらっしゃいます
なので
カウンセラーとの協力体制を目的としていない場合には 潔く お断りする勇気も大切です
また ありがちな
私が 気持ち良くなりたいが為のカウンセリングは 気持ち悪いから 致しません
巻き込まれて なあなあ な カウンセリングを
提供するのは
私は好きではないし
自分が快感や 酔い感じるタイミングには
気をつけるようにしています
というように
かなり 覚悟しながら カウンセリングをしています
完成された人間だから出来ている、という仕事ではない
むしろ 傷だらけで
欠陥だらけで
地獄を見てきたからこそのカウンセリングです
覚悟って
自分の力の限界に 毎日 毎日 少しずつ
負荷をかけていくようなものです
覚悟って
一瞬のものではなく
私にとっては 生き様みたいなもんです
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