周りの、人達から
『何者かになれ 』
と 洗脳され 育てられてきて
私は 『良い人に』
『賢い人に』
『周りから愛される人に』
『健康に』
と カオナシのように
そうすれば 『愛されるから』と
シャワーのように 呪文を浴びて
まるで その、何者になれの呪文は
放射能のように 無色透明で 匂いも無いんだけども 確実に 身体に影響を及ぼし
小さな頃から 夢を 探せと
その夢は 親や 周りが満たされる夢しか 許さないから
絵描きになりたい
旅人になりたい
誰もしらない場所にいきたい
などは
頭オカシイの!? と 言われ
けれども 何者かになれ と
周りは 急き立てるものだから
それは 『何者かのGOODな自分になれ』で
GOODな自分を
そりゃあ 探してきましたよ
たくさん たくさん カウンセリングでも
しかし 追いかけてくるのは
悪い自分 醜い自分 BADな自分
影のように
私が 首をかしげれば
これも 同じく 首をかしげ
逃げれば 必ず 同じ速さで 追ってくる
切り捨てて 影さえ 無ければと
必死に影を見つからないように誤魔化し
私は 『何者かになれる』と幻想をみて
一生懸命に 走って逃げてきたけども
笑っちゃう
逃げてる自分が 今の 私の現実だ
めっちゃ弱い 笑
何者かになれれば…と
朝起きてから 夜寝るまで
逃げて 逃げて
あれ 逃げることしか してない
何から 私 逃げてるの?
と 立ちどまったら
ぽつん と等身大の私がいた
醜くもなく 汚くもなく
ただ 周りから 蔑まれてきた 自分もいたが
それを 1人で耐えてきた自分もいた
それ以上でも 以下でも無かった
1人で立ってるだけで 怖くもなかった
周りが 私を 何者かになれ
と 鞭打ってきたのは
私が愛される何者かになれば
周りを満足させられて
独りぼっちにならなくて済むからなんだけども
それは さておき
周りと 同一化して
自分に 鞭を打っていたのは 私だった
ごめんよ 私
私は 限界まで
あなたを 無視して
斬り刻み 首を絞めていたよ
私が一番 私を嫌っていたよ
私が、愛される何者かになれないからと
毎日 口汚く 私を罵っていたよ
ああ 本当にごめんよ
痛かったろうに
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