辱める罰

前回、『罰』についてのブログを書いたのだが

何故かめちゃくちゃ大事な項目を忘れていたので
付け加えておきたいと思います

 

罰の種類として
①恫喝系
②取り上げる系
③無視系
④演技系
⑤見捨てる系
⑥罪悪感系
⑦脅し系
⑧自分が落ちる系

などを羅列してみましたが
大事なものを忘れていました

 

それは『辱める(はずかしめる)系』です

 

恥をかかせて、名誉を傷つけるという罰です

これ、案外 身近にありますよね

辱める・・という意味合いを辞書で引くと

1. 恥をかかせる。 恥辱を与える。「 満座の中で―・められた」
2. 地位や名誉などを傷つける。 けがす。 また、自分の力量以上の地位や役職につく。「 母校の名を―・める」
3. 女性を犯す。 凌辱する。「 暴漢に―・められる

とあります

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なんたる不覚!

日夜、『性的虐待』を取り扱っているというのに
この『辱める罰』の存在を、何故かすっ飛ばしてしまったのです

 

辱めるとは、非常に
被害者にとってのその後の人生に影を落とす罰です

そもそも、『辱められる』は『恥をかかされる』と同意義と辞書にもある通りですが

『辱める』には
故意に相手に『恥をかかせる』ことをさせる意味合いを含んでいます

 

ではこの場合の『恥』とは何かということですが

恥とは
他者からどうみられているか・・という『他者からの視線』が
非常に関わっています

自分1人で、恥をかいた〜なんてことは
あるのでしょうか

『恥ずかしい思いをする』という、その瞬間に
必ずその人は
『自分のことを他者目線で眺める』ということを瞬時にしているはずです

 

つまり、その瞬間
例えば失敗をしてしまったなんていう場合に
恥ずかしく思う、ということの
精神的な構造をよく観察してみると

必ず、自分のことを『裁いている自分』に気がつくはずです

それは
過去に、他者から『裁かれて恥ずかしい経験をした』ことからの
学習であり

それを踏襲しているのです

 

ですので
『辱める罰』を受けた方は

その時受けた傷を彷彿とさせる場面にでくわすたびに

自分を見つめる『他者からの裁く目線』に怯え、戦慄して
パニックになるのです

 

 

『裁く』とは非常に難しい言葉だなと思っています

他者から『烙印を押される』とでも言いましょうか

実際に
昔、クライエント様に
『烙印』を確認してもらう作業をしていたことがありました

傷のように痛むことがあるためです

 

しかし、ほとんどどのかたも『烙印』を押されていました

おでこの辺りに
その烙印はあるようでしたが

あんまりにも烙印があるため、今では確認作業はやめてしまいまいした

カウンセリングを進めていくとその烙印も消滅していきます

 

・・・こんなことを書くと
おかしなカウンセリングだなと思われそうですね

 

『罰』というのは
とても不思議な概念です

痛みを知らないと、痛みが分からないということもありましょうが、

しかし
その痛みが
『誰かの自由を制限するもの』として振りかざして良いものだとは思いません

他者との関係性を築いていくうえで
『罰』が存在しないように
私たちには『話し合い』そして『考える』という自由があると考えています

その一助となるカウンセリングができるよう精進しております

   

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