清水の舞台から飛び降りるくらい

 

回復には道順があるな と毎回見ていて思うのです

 

最近よく聞くのは
『あと 何回でわたしは楽になれますか』
という質問

気持ちは痛いほど わかります
先行きの、見通しが少しでも立てば という気持ちも
わかります

しかし

この思考にある 落とし穴はわかりますか

課題が隠れているのはわかるでしょうか

 

・・・

『損得勘定』が課題なのです

自分のバランスを変えるのには
時間は多少はかかります

何故なら自分の 『バランス』は 『盲点』でもあるからです

『盲点』は
自分では わかっていないけど
他人から見たら ある程度 わかってしまうところです

そして それはご本人が
何より隠したくて仕方ない部分を隠そうとしている部分だから
バランスとらなくてはならなくて

そうすると
余計に 周りからは丸裸のように見えてしまう部分

学歴コンプレックスの方が
学歴にやたらこだわってしまう言動をしてしまうとか

職種
生まれ
性別
容姿

こだわってしまうところってのは
何かしら 『傷』が隠れている場合がほとんどです

それをバネに挑戦していけるようにしていったりするのが
カウンセリングではあります

しかし これは 何も、
カウンセリングだけに向けた思考の問題ではなく

人生全てにおいて この『損得の思考の癖』が
人生を先細りさせてしまっているのに気付いたら
いいのにな、と
つくづく思うのです

 

損得勘定が ほとんどの害悪の元 と言ってもいいです

その損得勘定のバランスを変化させれば
『世界と柔らかく繋がれる』のですが

損得勘定で
そろばんを抱えたまま 世界を値踏みしていると

反対に周りから値踏みされてしまいがちです

 

先に土俵を降りること
・・・これは 先に そろばんを抱えるのをやめんしゃい ということでもあります

なんで、そろばんを抱えているかって

人から見捨てられたら とかの

『1人にしないでくれ』という切実な願いがあるので

『こんな自分を見捨てないでくれくれ』を したいがために
パチパチと そろばんを弾いているのです

 

『こんな自分』
・・・はい
自分で 今『どんな自分』を想像されましたか

 

今想像した自分は 直視できないくらい
『自分では受け入れ難い自分』だと感じられたら
第一関門は突破です

その受け入れ難い自分 を 満たす方法を
何個かこちらでも提案していきます

ようは『受け入れやすい自分がいるじゃないの!!!』ってな具合で

自分の中の柔らかな部分で
世界と繋がれるようなアクションを取るようになってくるのです

 

ただ見ていて面白いのは

『世界から強制的にそろばんを捨てさせられるような
働きかけ』があった方々です

環境が激変したりして
身一つで清水の舞台から落とされるのですが

結果

『羽が生えているじゃないの!』
と自分の力が奥底から出てくる

 

今まで大切だと握りしめていたものが
実は 自分に重しと枷をしていたのだとわかる瞬間

世界が優しかった

とわかる瞬間ですよね

こんな晴れ晴れした世界があるんだ!

皆さま まさに
肩の荷をおろされて生きていくことになるのです