歯車

現代の快感として 見過ごせないのは
『区別する快感』であります

認識する快感

識別する快感

裁く快感

カテゴライズする快感

人類の長い歴史の中の
遺伝子が向かう方向性の中で

『発展していく為に とる戦略』がありますが

現代の人類に課せられたテーマは
『区別する快感』を どう扱っていくか
によるのだと思う

とても 重く感じて
書こうとしても なかなか 筆が進まないのです

クライアント様を 毎日毎日
たくさん見させていただく中で

どうしても 重い部分がありました

これは 私一人に負いきれるものではないと
いう範疇の重さでした

私達は いま
『識別、区別する快感』に 催眠をかけられています

ステータス
弱肉強食
食物連鎖
秩序
ヒエラルキー

その歯車⚙の 歯の一つ から 抜け出すのは
本当に 大変であります

歯の一つ、一部分として機能している時は

まだ 『自分より格下』を認識して
生きていけるけれども

でも 自分も 『誰かの格下』である恐怖は
常に感じているから

神経を擦り減らしながら
必死で 歯車の一つであろうとする

なんだかなぁ

私は 何と戦っているのか

たまに あまりに その 歯車が
リアルに見えて

自分の この仕事が
まるで
岩を砕くために 水滴を垂らしてるような感覚で

空を見ることすら出来なくなるときもあるが

やるしか、ないよな

…と 奮い立たせて生きています

クライアント様がたは
『歯車』に 苦しんでいらっしゃいます

社会のシステム
社会の掟
秩序
空気感

それが 『歯車』となり

人の魂を 飲み込めむのです

『歯車』は 『発展』でもあります

ただ
この『発展』って、誰が誰の為?
って

各人、それぞれ 個人個人が
常に 自分に問いかけてみたら良いと思います

発達障害の方々って
その『歯車』が見えないから
ある意味 私の中では
『希望』でもあります

『人類の希望』だと 捉えています

歯車の一つであるうちは
歯車からは 逃れられません

歯車の一つとなってる特徴、
それは 『空気を読む』ところであり

『排他的』に なりがちなところ
でもあります

歯車が作り上げたシステムの凄いところは

歯車として合致して 廻る快感も感じるようにしている所と

歯車から 離れようとすると
不安を感じるようにしているところ

その中で興味深いのは

歯車同士で
『識別しあうシステム』に 快感を備えたこと、
でしょうか


才能

カリスマ

などを お互いに

監視しあい
摩耗するようにするように

私達は 飼い慣らされているよな…と
感じるのです

面白いワークをしまして
『嫌いだと思う人の特徴をかく』というワーク

私の中で
嫌だな と思う特徴は

『社会の掟を維持する為に
侵入してきて 私を変えようとする人』だったのですが

自分にも これ、あるのは自覚しとるのです

歯車になってしまった自分を
どう 扱ってくかな

っていう所に

現代に生まれた因果を感じています

 

 

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